駆け抜けてしまえないのがもどかしい屋上だった8号館は


まばたきをするたび更新されている影あり春の日は万華鏡


「ガイブセイ?」「うん、外部生。」
かんたんに友がつくれてし ....
腐るほどつくられていくラブソング
腐るほどつくられていく応援歌

時代を経ても変わらない心象風景
世代をまたいでも浸透していく心理描写

呆れるくらい
今日もそこらかしこでラブソング
 ....
ほらごらん
タマに太陽が
隠れて
光の環だね
金玉日食
 {引用=(鍵盤が駆け上がる夜、/ガラス片、/鉄塔/に続く紅の、足跡、//)}

裏側はどうなってるかわかりません そんな理由じゃ嫌わぬ 月よ



差しだすとき、グラスの中身は原液です。 ....
相手との距離をいちいち測ってるそんな定規、恋にはいらねえ


半目開け寝るクセ笑顔で指摘され治らなくてもいいかと午睡


完熟のすもも真っ赤なジャムにしておまえも染まれと唇にあてる

 ....
改札を くぐれば終わりの恋だけど

振り返らないイジワルなひと
あの人が

あたしを

ピンクに

染めていく

耳のうらまで

染めていく
カエルの傘を買ってもらった

二才半のひなちゃんは

雨も降ってないのに傘をさし

お部屋の中でも傘をさし

コンビニの中でもさしたがり

車の中でも傘をひろげて

とうとう母ちゃんにおこられちゃっ ....
春の色に月やあかきと問ふ人の
かざしにせばや八重桜花



あらし吹く春ならずともこぼるるは
恋のこころの花とこそ知れ



仮初の夜にも似たるかいささくら
 ....
麗らかな春の匂いはどこにある
梢の先の小さなつぼみ

清らかな春の光はどこにある
川に流れる小さな雫

ゆるやかな春の動きはどこにある
日なたで伸びる子猫のあくび

新しい春の心はど ....
春の陽はひとりの心を置きざりに
    雲の流れのさみしい空に


たわいないふとした言葉にはしゃぎ合う
    風を摘む指花を折るゆび


春の日は濃いめのお茶にまっさらな
    ....
殿様が得るさんのおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
8号館_〜遠ざかれない日々によせて〜- Rin.短歌13*12-8-19
ラブソング応援歌- komasen333自由詩2*12-5-31
変態短歌57- 花形新次短歌1*12-5-22
鉄塔にて- 石畑由紀 ...短歌14*07-12-25
鴇色- ポッケ短歌6+*07-8-19
an_automated- 北大路京 ...短歌8*07-8-1
夜のいりぐち- a/t携帯写真+ ...307-6-19
傘とひなちゃん- a/t携帯写真+ ...1007-6-11
月下咲羅(げっかさくら)___■古語の宴参加作品■- Rin K短歌20*07-3-22
初春の歌- ぽえむ君短歌16*07-3-20
三月うさぎ- 石瀬琳々短歌17*07-3-16

Home