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光なく音もたてずにうねりゆく野火の描く蛇さまよういのち
はねのける受け入れるだけが生でなく争うことは戦いでなく
足跡も足音も絶え他を焼かず自らを焼く火を歩みゆく ....
三つの蝋燭が
互いを溶かしてかがやいている
まぶしさを覆うまぶしさが割れ
雪に重なり降りおりている
ふせた手帳から漏れ出す音
窓に凍り
窓を作る
花は花に会うため ....
夕べのにおい
外灯のにおい
壁の裏側に眠る怪物
屋根の向こうにそびえる火を追い
刈り込まれた生け垣の葉をとばす
一筆書きの街から街へ
人のような虹が駆けてゆく
うろ ....
もりおかだいちさんの木立 悟さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
火と歩み
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木立 悟
短歌
11
07-5-11
降り来る言葉_XXVII
-
木立 悟
自由詩
5
07-2-26
街路光
-
木立 悟
自由詩
8
04-10-5
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