すべてのおすすめ
ついに定規は曲がった
まっすぐにしか使われない自分が
悲しくなったという
まっすぐに測れるものなんて
世の中のほんのわずかしかない
そう思ったらしい
もっと柔軟のある生き方を求めて
現実 ....
なあ
おまえは知らないだろうが
報われない恋なんだよ
どうにもならないことで
そこから先へは進めないんだよ
誰が悪いというのでもなく
ただほろほろと泣けるような
どうしようもない恋なんだ ....
時間を煙草で埋め尽くすのが先か
交差点がスクランブルされた詩で埋まるのが先か
何も無いこの夜に
全てが終わる筈も無く笑いが込み上げる
失う事にも傷つく事にも
嫌われる事にも裏切られる事に ....
光と闇…私は闇がいいな
だって 優しいもの
光は怖いわ
何もかも さらけだすの
それが本当の光よ
君はそっと微笑んだ
そして
暗い穴の底に身を投げた
僕は…追うことも逃げる ....
君と僕は幼なじみで両親も兄弟も知り合いでいつも一緒に遊んでいた
僕は友達も少なくて大人しくて引っ込みじあんで
君は僕を男としてみていなかった
君は積極的で友達も多くて
男勝りの女の子だ ....
私はDOOL
人間て笑ったり泣いたり
心で泣いても笑えたり
心で笑っても泣いていたり
恋愛したり
綺麗ね
そんな人間が憧れ
DOLLのが効率の善くなったこの世界
人間に嫉妬するのは ....
君に手紙を書こうと思った。
『きっと、これが最後の手紙なんだな・・・。』
そう思うと、手が止まる。
書きたいことがなかったんじゃないよ。
ただ、君に伝えたい気持ちがありすぎて・・・。
....
ゆるめのジャズをかけよう
ほら
うろ覚えのメロディが遅れてついていく
ビールなんか片手に椅子に座ったままダンスを
スロー スロー
クイックは入れないで これが心地よいから
スロー スロ ....
体が痺れて
布団のなから抜け出せない
どうしちまったんだ
全身麻酔打たれたように
身動きできない
曇天のきょう
壊れちまったのか
ぼくのボディー
....
「私が前触れもなくある日突然死んでしまったなら」
このフレーズで始まる曲
昔
大切な人を失ったら
この曲は私にとってどんな歌になるだろうか、
とよく考えていた
「叶わぬ明日の地図を見て ....
瑠璃色の月が水面に満ちている
水面は月を歪みさせた
少女は赤い靴なら水面を歩けると言う
水面を歩く刹那
膝ごと月にもっていかれた
血に染まる湖を少女は哀しく見ていた
少女は言った
....
私達は生きている
否
生かれている
あの世とかこの世じゃない
もっと大きな存在に生かされている気がする
だから私は死人と私達の境界線は引かない
あの子は亡くなったから逢えない?
断じて違 ....
AM8:34
乗車率154%のバスの中
貴方と彼女並んで座る様を見て閉口
「オハヨウ」さえも上手く言えず。
AM8:54
降車より、我先いずる人の波間に並んで歩く二人を発見
4m後ろ背 ....
詩なんて書いてないで
仕事なんてうわのそらやし
今すぐそっちへ
帰ってくるまでに
おそうじ
おりょうり
おせんたく
玄関先 裸エプロンで
おかえりなさい
ご主人様
ごはんに ....
大きいあなたがぼくを包み
ぼくはいつも救われる
冷たいしずくが長い耳にかかるたび
月に秘密の願い事
手が欲しい
言葉が欲しい
この気持ちが嘘でないなら
なんて轟々と風が吹く
許されるなら
風の中に立ちつくし
空を流れる雲を
姿を変える様を
こころゆくまで見ていたい
いつの間に
私は
誰に許しを求めてる
何に諦め
譲るの ....
コーヒーショップの狙撃手
カウンターのガラス越しに通行人をバンバンバン
でも平気なサラリーマン
互いにしがみつく恋人達
倒れやしないな
待ち合わせの時間はとうに過ぎた
約束の場所がここ ....
大切にしたいと思っているモノがある。
大切にしたいと思っている人がいる。
だけど、どんなにそう思ってもね、
すべては消えてしまうの。すべてはいつか壊れてしまうの。
大切にしたいと思うほど
....
飲み込まれる あたしの精神も何もかも
高く鼓動を突き上げて 麻薬の効果
一気に壊れてしまった
愛の意味すら理解できなくなり
友の大切さすら見失いかけて
あたしが生きている価値はありますか ....
さようなら波
めぐりくる波
朝の原と昼の原
境いめの道に
鳴りわたる鈴
かき傷だらけの明るい日
光の化粧をした光
両手を緑に染めながら
腕ひらく子の歩む道
....
天の川まで
こぎ出でてみよう
この街が
世の中が
どういうふうに見えてるのか
あなたの願いが叶うように
流れ星を連れに行こう
わたしは
だれのものなのか
だれもおしえてくれなかったので
わたしは文字になりました
そうすると
色々なところで
わたしを使ってくれました
本の中にわたしが居たり
チラシの中に ....
自由、
自由って事は責任を取るって事
社会って厳しいね、知りませんでしたよ
ずっとずっと子供のままだと思ってた
そんな子供の時代、大人に憧れながら背伸びもしてみた
あの頃は羨ましく、輝い ....
たいそう さみしいようなので
さみしいうた ひとつ
あげましょう
ひそひそした うた ひとつ
きいてるあいだは
つぎのさみしさ きませんから
さみしいうた ....
胸に黒い塊を飲み込んで
眠りにこの身を委ねよう
言葉にできない
どろどろした想い
弱さ
みんなみんな飲み込んでしまえ
吐き出せば誰かが傷つく
自分も傷つく
せっかくの青空も濁っ ....
- 遺書っていうものを
- 書いてみたんだけどさ
遠い君からメールが届く
奇遇だね
ボクもぼんやり
そんなことを思ってた
7階のベランダ
まっすぐ ....
「男は一冊のアルバムを見ていた。
愛する妻と愛する娘、
綺麗ですねと言うと男は笑みを浮かべた。
今はどうしてるんですか?
そう聞くと、男は今もどこかで元気にやってるんじゃないですか。
それだ ....
深緑の
深くなる光を
鉄筋コンクリートの箱の中から
眺めています
時計の針は
ここを刻むと
それ以上は動かなくなるのです
取り残されるように
私と空間は
どこか
こころ ....
あなたが
道端の石ころになろうと
薄汚いどぶねずみになろうと
極悪非道な犯罪者になろうと
私はあなたを愛してた
「全部捨ててきちゃった・・・」
あなたの文字は泣いていた
携帯を愛しく抱きしめる
ふたりがひとりでなくなったあの日から
あなたは暗闇へ向い
私は生きるのを止めた
笑うことも、泣 ....
1 2