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羊たちが目覚めて草原をさまよう、朝の陽は山々にさして、青みがかったきみの虹彩に映るのは昨日落としたまま忘れてしまったきみの幼年時代だ、きみは蜂のように騒ぎながら羊たちと踊る、朝の食事の合図が聞こえてく .... 今さらながら驚いてしまうのだけど
あなたはまだ生きているのだった
毎日とんでもない数の人が死んでゆくというのに
あなたより年若いバカが自殺するというのに
あなたが死んだという連絡はまだ入らない ....
見てはいけないのだとわかってはいた
誰か忘れてしまったが誰かに教わったのだ
父でも母でも兄でもない誰かに
たいして長くもなく広くもないその川のその場所には
かつて利用されていた潜り橋の名残があ ....
ねろさんの佐々宝砂さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
羊の朝- 佐々宝砂自由詩1808-1-13
地球の生活- 佐々宝砂自由詩15*07-4-26
橋の下にある藻屑について- 佐々宝砂自由詩5*07-4-22

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