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夜はぴちょん。
月はぬくぬく眠りこけ、
ぽっかりお口を大きく開けて、
しずくを垂らして、
ぴっちょんぴっ。

月のしずくはほろほろほろろ、
夜をすべって、 ....
逃げ切れるのなら 僕を悪者にしちゃえば良い
僕ひとりを犠牲にして 逃げちゃえば良い

誰もがみな 自分を可愛いと思うだろうし
気が済むというのなら 逃げちゃえば良い


自然 ....
誰かのやり方 自分のやり方
異なっていていい 同じになってもいい
さあ、どうしたいの?
誰かがやっているからといって
やめる必要はない。
誰もやっていないからといって
やめる必要はない。
 ....
夕暮れ誰かの輪回しが
カラカラカラと泣いていた
知らない少女の影法師
カラカラカラと泣いていた
だあれもいない街の角
人恋しいと泣いていた

街の広場の古井戸が
カラカラカラと泣いてい ....
四月の一日から友人夫婦の修羅場に呼び出され
よくわからないままに俺も怒鳴ったり泣いたりして
俺なんてなんの関係もないのにね

かえりみちで
ずいぶん簡単なことで幸せになってしまえるひとた ....
ダンス ダンス

死神とダンス


わかっていたよ

差し出されたあの手を

干からびて冷たい手を

取ってはいけなかったこと

でも誰が拒めよう

どこか風変わりで
 ....
長い間降り続いた雨が上がった
だから何だってわけじゃないけど
傘を差したまま歩くよりは
遥かに進みやすいはず

だけど急ぐと疲れるから
道端の花と語り合いながら
カタツムリの ....
冬の町に灯がともり
羽を休める


男たちは どこからか集まり
酒に身を許す


女たちは 寄り添い
夢を奏でるように


触れあうことさえ
視線を重ねることさえ

 ....
   炎とは、燃えさかる火だと、書いてある。
   たくさん酸素をあたえれば、きっと立派な炎だね。
   あんなにおそろしいものも、最初はこんなにちいさいの。

   火だけじゃないね。みんな ....
僕は男だから
産む痛みを知らない
同じくらいに
産まない痛みを知らない
痛みなんて知らない
ここは戦地ではないから
僕はあなたではないから

幸せになる方法を知らない
幸せにする ....
柴田柴助さんの自由詩おすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_夜はぴちょん。_」- PULL.自由詩10*07-4-2
人身御供- 北大路京 ...自由詩10*07-4-2
やり方と気持ち- 美琴自由詩207-4-2
夕暮れ誰かの輪回しが- 未有花自由詩22*07-4-2
四月の綺麗事- れつら自由詩1007-4-2
死神とダンス- 三架月 ...自由詩5*07-3-1
雨、上がり…- 1486 106自由詩12*07-2-28
- わら自由詩14*07-2-28
創書日和「炎」__grow__up- 逢坂桜自由詩9*07-2-28
花束- たもつ自由詩3507-2-28

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