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世界が滅びるそのときも、僕だけは君の味方だよ。
ひつじ雲見上げて
ずしん、ときた
そっか
会えないって
こういうことなんだ
一緒にこの空を
見上げることさえ
できないんだ
この空の下で
あのひとは
わたしの知らない
....
何でまた
そんなところで
がんばっているの
あえて困難に
立ち向かっているの
それも
たった一人で
ひなはとうとう
自分が足をあげると
道路にはりついてる黒いかたちも
足をあげることに気づきました
ひなの世界にはまだ
「カゲ」という概念がないので
それは楽しい発見らしく
何度も足をあげて試してま ....
夢で逢いたいと願った/だけだった
薄暗い小路に狼はいない
木漏れ日の森に
明日は雷が降るから
煙草に灯を点けて歩いた
擦れ違う蝶の
乱れた花びらを焦がして
二度と繋がらない電 ....
強く握れば
つないだ手が
痛く、切なく軋む
でも、離さない
どこまでも
一緒に行きたい
笑顔を被るのはやめるって決めたのに
あなたのまえで
どうして
大切になればなるほど固く厚くなっていく
私の笑顔
私の鎧
弱い私も好きになってほしい
弱い私を見ないでほしい
....
マグリットの絵のような
不思議な鳥が飛んでいる
私の命なんて
永遠の中のほんの一瞬
でもこの一瞬が
永遠を支えている
白い鳥が
消えていく
永遠の彼方に
誰かの声が
聞こえたみたい
見上げた空
手を差しのべる
白い天使
青の中に
とけていく
手を伸ばす
届かないものにむかって
届かないとわかっているから
この年で
40度近い熱が出たせいか
またなんか
視力が落ちている
たぶんあれは
月なのだろうと
カメラを向けてかまえた途端
風にあおられる
うっすらと
なんだか生気のない
病みあがりの ....
どんなに美しい一瞬も
どんなに醜い一瞬も
ただ通り過ぎていく
戻っては来ない
どれほどの喜び
どれほどの悲しみ
心の中に何を残そうとも
もう戻っては来ない