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紫煙のゆらぐ、香りの残響
異国の音色のたたずまい
赤と金をまといし霧の楼閣
ゆらりとまわるガラス化粧
ほとりに見える発光に
キミの越えた山々をおもう ....
このいっしゅん、いっしゅんが、
かけがえのないものだってことは
知っている
ぼくたちが、離ればなれに
別れていくことは
知っている
何気なく過ぎて ....
こぼれる陽の光に
ぼくらは、似てみたかった
つたい落ちる月の光に
ぼくらは、似てみたかった
つないだ手が、ぎこちないのは
歩いてきたからなんだよ。
あの頃より無器用な ....