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フ と目の前に綿毛が飛んでいたので

ク とつかまえて離して見ると

それはチカリと赤い血の玉で

もう一度握ってはなすと

{ルビ捩=よじ}れてつぶれて菱形のいのちに変わった ....
君を思う

とき

上と
下に

僕は
引かれて

風も冷たく高く高く上り
落下を予感する
ケラの様に深く僕を隠し
浮揚のしかたを知る

地平からすれば同じこと
君から ....
和森朱希さんの水町綜助さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
1997- 水町綜助自由詩27*07-4-1
colors- 水町綜助自由詩18*07-3-15

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