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はっつぁんと やっさんでは
何を奈落の感じるか感じないかは 違う
ある人にとっての奈落地獄が ほかの人にとっては
なんて楽なことだと 肩をなでおろすことだったりする

地獄の其処に釜 ....
い 一笑一若(いっしょう いちじゅく) 
   一味(ひとあじ)ちがうよ 来年年女 
ろ ロバのバン よべどさけべど のろまなバン屋
は 馬簾菊 バテレン来襲のごと 過ぎし夏 
に 仁王 ....
ほいと 見知らぬ人から 
土のついた球根をもらった夜
その人の 笑顔が こだわりのなさが 
他人の私に わたされた 球根が
わたしの夜を あたためる

昼間と違い雨が降 ....
かみが かわくまでは
はにかみで あいせそう
つきのうらがわの めつぼうのあらすじも
かわいた だいちの のろいのことばすら
そよぐ水草、駿馬のたてがみ かみが かわくまでは

 ....
わたくし この秋
襲名いたしました秋明菊と もうします
いえ 裏なぞ ござません 正月を飾る裏白のように 
裏は 白でございます 暗躍者のみなさま おひけいなすって

裏は白でございます。表 ....
金の入日に 繻子の黒 
金波 頭上に おわします 
思えばオーロラ 光のループ

金の入日に 銀の水輪 ゆれる人蔭 金輪奈落の水際の 
あのかた あちらに いらっしゃる

昼間 ....
もも胎児
ももたろが うまれるまでの ものがたり は
ももの森の雨の日も もちろん ももの匂い
雨のむこうの冬の そのむこうまで もも胎児は ももの中

さくらの森の雨降りが 桜餅の匂いが ....
わたくし 妖怪 おもてなし と申します
わたくしの体のほとんどの部分は 水なのでございます
人間の水分量は六割だそうですね 人って よくそれで生きておれますわね

たわいのないことを地獄 ....
この詩を読もうとしてくだっているかたに はじめに 申し上げておきます。
この詩には 少女の自殺がモチーフとして 扱われております。
そのような内容のものは、精神的に負担がかかるという自覚のある方は ....
それは 透明な砂だった
すこし おおきな石は ふたつあわせて叩くと 火花が散った
そんな 透明な砂の上に
あなたの フィンがあった

瑠璃の穴を飛ぶ鳥のように
泳いだ証の あなた ....
回転鮨が回ります ひさしぶりです
回遊魚が回ります ななつの海を
回転鮨が回ります なまえを呼ぶと応えます
回遊魚が回ります 親潮黒潮リマン海流対馬海流 暖流寒流に抱かれて
回転鮨が回 ....
虹が美しいのは
雨のあとだから
虹が美しいのは
光の さしこみ

すると
虹に向かう力は
その盾は
どちらさまの
しわざなの?

広島はいつも晴れ
八月六日 ....
 夏の うてな


カーテンから光がもれていて
うごいている ほこりを 照らして きれいだ
光は直線だけど まっすぐなだけではね

いつまでも 寝てないで ぎょうずいでもしんさい
 ....
わたしのなまえは ゆきえです
わたしは夏にうまれた ゆきえです
夏にうまれたのに ゆきえなのです
幸せと言う字に 恵まれたと書きます
わたしの半分は 冬にある 
そんなことを  ....



明るすぎる崖
やけに落ち着いた たたずまいで立つ
青すぎる空が 海の照り返しで
光が私に立ち上ってくる


憎悪 わたしの憎悪
おもいだせない
憎悪から ここまで ....
さかあがりが できないころ
さかあがりのあいまに
けんかした
さかあがりのあいまに
学校へ 行った

おまえんちの家の前の空き地に
むかし なまくびが ならべら ....
山間から 金属的な反響音が聞こえる
ブランコのきしみのような音だが大きすぎる音だ
山に反響し どこから 背後から聞こえる気もするし
前方から聞こえる気もする
川岸に下りると クレーンが ....
【くちなしの実】

夏のわたしの 誕生日、その朝 発した言葉は
おはようでも こんにちわでもなく
「くちなし」 だった
 
喋れなくなるほどに
薫る高貴な色彩の白
雫 ....
きのう手紙がとどきました。ふるさとのこころの箪笥から。
【前略 私は あなたの本当の母です。あなたは 親に「橋の下でひろってきた」と言われると喜んで、高貴な産まれを夢想するような娘でしたね。卵が先 ....
【マルボロ】

かあさん あのね わたしがうまれた世界って
本当の本当は しろい正方形だったのでしょう
そこはとても清らかな場所だったのでしょう?

エタノールで消毒した 清らかな ....
ひかりとかげ
ひかりとか げ
ひかりと かげ
ひかれ 私は蜥蜴

ひかれ げげげ
ひかれ かげで
銀色の緑が 芽吹く  

しろい陶器のような世界
真綿にくるまれて ....
吉岡ペペロさんのるるりらさんおすすめリスト(51)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
祝_奈落を卒業- るるりら自由詩11*12-3-4
2011いろいろありました_- るるりら自由詩15+*11-12-29
坦懐- るるりら自由詩20*11-10-22
かみが_かわく- るるりら自由詩21*11-10-5
絞りと_ショッカー速度- るるりら携帯写真+ ...9*11-9-29
オーロラに包まれて- るるりら自由詩15*11-9-24
もも胎児- るるりら自由詩14*11-9-21
おもてなしぃ妖怪- るるりら自由詩22*11-9-16
火打ち石- るるりら自由詩10*11-8-24
瑪瑙の島- るるりら自由詩18+*11-8-20
竜の匂い- るるりら自由詩9*11-8-17
虹に向かう力- るるりら自由詩16*11-8-5
夏の_うてな- るるりら自由詩17*11-7-9
1/2- るるりら自由詩12*11-7-4
- るるりら自由詩9*11-6-28
そらおそろしい- るるりら自由詩31+*11-2-23
月極姫- るるりら自由詩18+*11-1-14
くちなしの実- るるりら携帯写真+ ...13*10-10-12
やわらかな殻- るるりら散文(批評 ...13*10-7-19
マルボロ- るるりら自由詩26+*10-6-18
ひかりとかげ- るるりら携帯写真+ ...10*10-1-20

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