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空から降ってくるものたちは
悲しみをたずさえてそっとやってくる

それはアリューシャン列島の凍った針葉樹を融かし
地に降り立つとそれぞれに色を変えて南下してくるのだ

柱時計をぼんと鳴らし ....
蛇は己の脆弱さ故に猛毒をもって巨大な敵を倒す

しかし時にみずからの毒で死する

過剰な防御は精神を蝕みこころを荒らす

無防備こそ最大の防御でもあるのです


生きることは ....
月明かりの無いよるだっていいさ

どうせ宇宙は暗黒

ササクレだった心だっていいさ

時間がやわらげてくれるし

君の名前はあの星の名前だ

プレアデス星団


流れる宇宙風 ....
ひとなみのなかにまぎれて君は息をしている

不毛に時々は悩みながら歌をうたうのだね

小さな偽善の積み重ねが君の鎧

教会の鐘がなっているこの世界で

盲目のままで生きてゆく


 ....
僕が資材調達課で関根さんが天体望遠鏡を組み立ていた頃総務の峯岸さんが3びきの柴の仔犬をもらってきた

工場の片隅食堂の裏の朽ちかけた木造の社員寮のあたりでわんこは皆に可愛がられながらコロコロと遊ん ....
drumの最後の一撃が吸い込まれてゆく夜明けに

トラックを転がしている

この時間の国道は意外に詩的だ


ベックのクールミントな響きにふさわしいあさだ

世界はguitarの一弦 ....
84歳の母に蛍光灯の豆電球が2つとも切れているのに

と言われた


そうなのだたぶんちょとおかしい彼女とデートするよりも

よっぽど切実なもんだいなのだけれど


ぼくは恣意 ....
ドンキホーテでバースデープレゼントをさがす

夏絵さんと坂本君と小百合姐さんの

誕生日のために


グループ交際歴一年四ヶ月

バラバラの星が

見かけ上星座のていをなすように ....
季節感のない親父にも

たまには愁いの時がある

無神経を絵にかいたような

ステレオタイプな日々の

粉を吹いてしまった五感が

たまには疼くのだ


無駄に過ごしてしまっ ....
明日をも知れぬ
今日も漂う

忘れた筈の泪さえ
息を吹き返して
縄張りを主張する

昨日の明日は決して
今日では
なかったのだな

僕は
だんだん愚かに
なってゆくが

 ....
言葉は道具でもあり
ときに
それ以上に
自分を映す鏡

気をつけなさい
いつかそれに支配される

思考の闇はその姿を
言葉を通じて現す

言葉はやがて
行動となり身振りや気配と ....
かつて家庭をこわしたおやじは

ほころんだ心の縫い目を
なでさすっては

ときどき
遠い眼をして
なにかを
覗き込んでいた

それは断罪という
自傷行為だったかもしれないし

 ....
君は僕の一部ではない

ぼくも君に所属しない

宇宙にはかたちがない

愛には終わりがない

君には胸がない

ちょっとしょこたんにも似ている君に
キスしたい

夜の灯りがと ....
すべては整合していない

僕と君でさえ

愛は愛と呼べない
そんなの単なる
符号だ

狂気は混沌と宇宙への入口

星間の深い闇を
さらなる哀しみを
ストラトキャスターの

 ....
「僕のレゾンデートルはオナニーです」
 一見正しそうだけど、「僕がこの世の中に存在しているのはオナニーです」って意味だから、これは間違いです。「僕はオナニーする
ために生きている」という意味ではな ....
「僕んちは、4丁目のレゾンデートルの403号室」です。
 君、それって「メゾンデーモン」の間違いじゃないですか?「メゾン」はすみかのこと。「デーモン」は悪魔。でも「悪魔のすみか」というマ
ンション ....
一杯のバーボンとブルース

煙草と笑い声

マスターの髭
子連れの君

何故だかわからないが
限りなく
幸せなシチュエーション

何も足さない
何も引かないって
このことかな ....
oh! Fカップ

憧れのFカップ

瞳閉じれば
面影のFカップ

野球拳で負けた君を
脱がそうとして
おもいきり
ひっぱたかれた
痛くて嬉しい
Fカップ

来年の今頃は
 ....
手のひらの
指紋をみたら
のっぺらぼうだった

鏡をみてたら
右とひだりが
わからなくなった

君と話してたら
とても
悲しくなって
それでも
静かに笑っていた

本当はキ ....
たぶん僕はお馬鹿だけどさ…

ともちゃんの内面の輝き見抜けたのかもしれない。

間違いなくともちゃんは僕にとっては
ぴかぴかの
いい女!??

今度の彼女もつよがってるけど旦那の浮気と ....
アフリカの大地に曙光がおとずれた朝

遥かなるネグロイドの神が大地にいのちをあたえ

僕たちの元初の曾祖母がおごそかに懐胎して

DNAの長いながい旅が始まった

ユーラシアに流れ出た ....
冷たく懐かれた
幾星霜の旅をさまよってたどり着いた

流れ星の
ふる夜は

君の面影をやさしく
思い出すだろう

この世が無常な
仮の宿りだとしても
僕は永遠に
手紙を書き ....
ひそかに尊敬していたS先輩は
アマチュア天文界では有名人

小惑星に名前もついている
「先輩その小惑星って軌道外れて地球に落下してくるんじゃないすか〜」

ああ たぶんいい女がいればな〜
 ....
僕は
大切な紙を
無くしてしまった

それには
僕のすべての記録が詰まっている
真っ白な紙なのだ

だれかになにかを
書き込まれて
しまうかも
しれない

コピーに使われたら ....
今日も街には
愛のうたがあふれ
恋人たちは
夜のホテルへ急ぐ

阿部さんの提唱した美しい国は
愛国の印刷物を過剰に生産し
鳩山さんの友愛も
この国を
みごとに迷走させ

隣のねー ....
森の小道の野いちご
朝露の髪飾り銀の櫛

草原に寝ころんで草笛を空に流せば

ひばりの駆け上がる雲の高みさえも
見えそうな気がして

遠い日々の
はずんだ夢を
映して

小川の ....
買い物袋を下げて
君が坂道を登ってくるのが見えたら

僕は窓をあけて
そろそろ君のこころを狙撃する準備をはじめるのだ

値引のシールのついたおかずばっかりでごめんね

君はそういって笑 ....
吉岡ペペロさんの梅昆布茶さんおすすめリスト(327)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風の章- 梅昆布茶自由詩1112-1-1
蛇の章- 梅昆布茶自由詩511-12-26
無明- 梅昆布茶自由詩1011-12-24
すべての孤独な魂へ- 梅昆布茶自由詩811-12-22
柴犬のいた日々より- 梅昆布茶自由詩1211-12-21
ZipRock- 梅昆布茶自由詩511-12-20
豆電球- 梅昆布茶自由詩211-11-8
とりとめもなくワインとピンクとパープル- 梅昆布茶自由詩611-10-19
哀愁の親父- 梅昆布茶自由詩411-10-17
愚か者- 梅昆布茶自由詩311-9-21
言葉- 梅昆布茶自由詩511-9-10
希望- 梅昆布茶自由詩511-9-9
恋歌- 梅昆布茶自由詩211-9-6
光の世界- 梅昆布茶自由詩311-9-5
レゾンデートル- 梅昆布茶自由詩211-9-4
メゾンデーモン- 梅昆布茶自由詩311-9-3
サンクチュアリ- 梅昆布茶自由詩411-9-3
君はFカップ- 梅昆布茶自由詩411-9-2
のっぺらぼう- 梅昆布茶自由詩311-8-27
最後の広島への手紙- 梅昆布茶自由詩411-8-26
モンゴロイドの旅- 梅昆布茶自由詩311-8-23
憧憬- 梅昆布茶自由詩711-8-19
星の牧場- 梅昆布茶自由詩211-8-13
大事な紙- 梅昆布茶自由詩411-8-13
愛の国 - 梅昆布茶自由詩511-8-12
野いちご- 梅昆布茶自由詩211-8-11
窓から見える明日- 梅昆布茶自由詩211-8-9

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