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手を貸そうか、なんて
わたしが必要としていないのを知っていて言うんだ
1530円をレジで払おうとして
財布にない10円玉を探すふりをして
冷凍庫で乾いてしまったような伝言を
今更思い出した風 ....
ニュース画面に映る空はいつもあんな色だろう。それが青色だって即座に思い浮かべてしまうのかもしれないけれど、ふと気づけばもう夕暮れが終わりかけてる、なんて時もある。光が散乱された結果としての単なる色彩の ....
深層学習の時代に
いつの間にか
生産中止になっていた
色付きの碁石
三人目
の人間たちがこないまま
私たちの票と
反対派のそれを
採決しようとしていた
(いずれはまつりごとも ....
年の暮れにすっかり見通しのよくなった玉川上水を歩く
日差しというのは本当にこんなものだったろうか
木陰を求めなくなった皮膚が季節を飛び越え
あるいは目の前の季節以外を忘れてしまったみたいだ
足 ....
静かな冷媒の音
誰かの企画が売買されている音
主張された封止のデザインを
ただ商品として見ること
喉の渇きを覚えるまえに
百円玉を入れること
なあ、ボタンが点灯するのに
あと10円足 ....
*テープ起こし*
一億総ナントカ社会においては、一億人の集団意識をまず、切り刻まねばなりません
同調しすぎ、硬直するのが我が国の悪弊でありますから、近所のゴミ拾いでも人のメガネを拾わない、
....
日が短い秋の夕暮れに気づいた
俺はあとをつけられている、
たしかに後ろで何かが擦れてリズムを刻んでいる
こうして気づくことはその音速と
歩くスピードの関係で起こる現象だ
俺は尾行者に通告して ....
吉岡ペペロさんの高橋良幸さんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春が立ちあがる音(ゴル投稿長考版)
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高橋良幸
自由詩
7*
16-2-22
きみを溶かしたら、たぶん空色になると思う。(ゴル投稿長考版)
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高橋良幸
自由詩
5*
16-2-18
三人寄らない
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高橋良幸
自由詩
2+*
16-2-9
玉川上水
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高橋良幸
自由詩
9+*
15-12-30
爆買いの世紀
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高橋良幸
自由詩
4
15-12-25
一億、総詩人社会
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高橋良幸
自由詩
3
15-12-10
尾行
-
高橋良幸
自由詩
4*
15-11-30
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