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どうしてもさむい感じがする、
雄弁なのは街の明かりだけだって
ひさしぶりに思い出した。
冬を選ばなかったぼくたちは
ようやく目の当たりにできた互いの身体に
みょうな、他人行儀な感覚と
懐か ....
パーティーは終わらない、軋んだ花で飾られた戦車に、飛び乗るなら、凍るような白い朝にしよう、クラッカーを買ってこよう、庭を壊そう、一緒に歌ってみようよ、晴れ渡った北半球の芝生に、横たわろう、星型 ....
成年したてのきみは、
やっぱり煙草をすわなかった、
そのおおきなての、
骨のめだつ指のフォルムに、
{引用=白煙}
似合うとおもうんだけれどな、
{引用=で}
と ....
タイプライターを壊した
夢見がちな小説家が
歩道に絵を描く
野良犬を蹴り殺した
隣の家の長男は
私に硬いキスをする
地球を手に入れたことのある
世界で一番不幸なひとが
尊く笑う ....
群青がおりてくると
土は冷たくなる
それにふれると
からだじゅうが嘘のように固くなった
すると、ひとりの子が
私はおんなのこです
と言って
すこし笑った
私にはよくわからなかったけど
....
となりの人が一歩踏み出す。
チュッパチャップスを舐めながら自転車並列で猥談するジャージ姿の男子中学生は信号を見ないし当然のように歩道に転がる真っ赤な苺にも気付かない。
明日が月曜日であるこ ....
吉岡ペペロさんのアオゾラ誤爆さんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
三度目の春
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アオゾラ ...
自由詩
4
11-4-16
パーティーは終わらない
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アオゾラ ...
自由詩
12*
09-7-23
白昼にきみが見ない夢
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アオゾラ ...
自由詩
9
09-7-7
傾覆の地平
-
アオゾラ ...
自由詩
4
09-6-23
少女たちの天体観測
-
アオゾラ ...
自由詩
13
09-5-27
sixteen
-
アオゾラ ...
自由詩
12
09-5-10
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