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おまえこそ誰だ 誰だ 誰だ
おまえこそ誰だ 誰だ 誰だ
おまえこそ誰だ 誰だ 誰だ
おまえこそ誰だ 誰だ 誰だ


火も灯も陽も否も悲も卑も匪も
吹き消されるなか立ちつく ....
目を閉じてもつづく光のかたち
夜を甘く噛むかたち
傷が傷を呼ぶかたち
ふたつの音がすれちがい
ひとつの声になるかたち


蒼にそよぐ蒼のしじま
ざらざらとつづく明るい道 ....
肩に触れていたなだらかな重さが
消えていることにふと気づくとき
部屋のなかを見わたす視線は
ほんの少しだけ傾いている


今日も夕空を見忘れて
蒼い窓を通りすぎ
破りとられ ....
汽笛は尾を引き
遠いほうからかがやきになり
応えの兆しを耳にしながら
傷をまぶしく抱きしめている



水のかけらを見つめる間も
陰のまばたきは増えてゆく
とどろきは地 ....
9に
縦の線を引いたら
猫になった
こちらを見た



水のかたち
火のかたち
草のかたち
さざめく背



冷たい朝の送信
少し遅れる返信
遠くの遠くの声
 ....
壁に描かれた
巨きな逆さまの音符が
錆びた扉を指している
軋む音のなか やがてゆるりと
道しかない道が現れてくる



うすくけむる明るい夜に
けだものは光を聴いている
ひ ....
静かに 触れる と音がして
すべての触れるは落ちてくる
億の目を持つ無口な腕が
すぐそばにある腕だと知るときに



鉄の船が川に浮かぶ
様々な手書きの時計で埋められ ....
空を破る鳥があり
空を貫く鳥がある
裂けめと裂けめの間から
別の空はすぐ消える
見る鳥だけがそれを見る
去る鳥だけがそこへ去る


雨と緑に
鴉ばかりが実っては鳴 ....
服部 剛さんの木立 悟さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ノート(Magma_Toulouse1975)- 木立 悟自由詩210-1-27
夜とまぶしさ- 木立 悟自由詩805-9-17
失くしたもの____- 木立 悟自由詩405-5-25
ひかり- 木立 悟自由詩305-2-22
9の猫- 木立 悟未詩・独白504-10-7
光と言葉(わたしとけだもの)- 木立 悟自由詩1004-5-31
無口な腕- 木立 悟自由詩304-2-4
空に咲く鳥- 木立 悟自由詩303-11-29

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