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大きかったり小さかったり
幸せの大きさに嬉しくなったり寂しくなったりする
幸せは口に出さず
寂しさだけ寂しいと言う
それが当たり前で…
たとえば窓の外に雪が降っていて
手をつないだ ....
冬になったばかりの時には
どれほど待ち望んでいた寒さでも
春を渇望するぼくがいる
菜の花が咲く頃になれば
沢山の生命の芽が目に見えて嫌になる
冬は停滞してもいい気がしてた
勘違いな ....
落ち葉を踏みつける
冬の始まる音がする
少し前は桜の続く並木を二人で走った
―― 憶えてはいないかな
写真を撮った
コスモスの咲く季節に
お祝いの歳だった
消した命の分ま ....