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街灯灯る深夜の通り
できそこないの自分には
ふさわしい
迷子の猫が鳴いている
宴を終えたサラリーマンが
鼻歌まじりにとおりすぎる
いつもいつもおもってること
秘密 ....
罪を犯すと
耳が聞こえなくなる
いや正確に言うと正しく聞こえなくなる
誉め言葉もイヤミに聞こえ
相手の伝えたいことが歪んで聞こえる
罪を犯すと
目が見えなくなる
....
今日は君が生まれた日
たくさん並ぶ花を見て
かわいい花を見つけたよ
そんなに豪華じゃないけれど
君にぴったりな気がしたよ
その花を
プレゼントしたら
君は喜 ....
想いが重なるスクランブル交差点
さまざまな人がいろんなベクトルを放つ
まじりあって最後には帳尻があるようにできている
涙も笑いも憂いも哀愁も妄想も
全てを飲み込む都会の劇場
....
去りゆく季節は せつない
迎える季節は 夢みがち
それぞれに抱えている 命の灯火
たとえ それが消えてゆくうつらなものでも
たとえ それが意味のない土に帰るものでも
それは ....