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{引用=神様のため息は誰がうけとめてくれるんだろう}
夜
この紺色の時間
たくさんのため息が
枕に
コップに
カーテンに
網戸をと ....
船がゆっくりと流れていきました
振り返ると瀬は遥か遠くなり、手の平に乗るほどでした
瀬には重いものを全てを置いてきました
軽い思い出なんかは頭に入っていたので、置いてくることはしませんでした ....
遠くから はさみの鳴る音が聞こえる
それはとても正確で 狂いの無いリズムで
冬の雲を切りそろえ 月の出る準備を
飛び散った雲は星に変えよう
はさみの刻む音で 月がくる
光輪のファーを巻き ....
夜の空気は光を磨くので
光も鳴るように笑います
白い雪をあなたに投げることもできないので
白い便箋白い封筒白紙の手紙を送る事にした
青い影が落ちる白雪は今日も惜しげなく降り
茶が見えていた土を枯れ色の木々を白に塗り
まだこれから長い ....
空が一人で降りてくる事の無いよう
山がいたりします
雲が寂しがらないよう
風が一緒に流れます
木の幹が温かいよう
日が優しく話しかけます
全部優しくつながってる ....