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君が勢いよくカーテンをあけるから
まさに零れ出ようとしていた光が
勢いよくぼくを包み込む
その白い肌は朝に満たされて
なんて君を美しくさせるんだ
たった今ぼくのなかも
朝が通り抜けて行った ....
夜霧のなかのバイオリン弾きの
奏でる音はどこかもの悲しい
それは夜霧がそうさせるのか
それともバイオリン弾きが
そのように弾いているのか

グレタ・ガルボは
実はフランス政府の
女スパ ....
夕焼けの沈む地平の彼方に
メロディと君は消えていった
僕が煙草の火を消せば
目の前に枯野が拡がる
君にも見せてあげたかった
メロディと君は
やがて海の見える丘に
小さな家をたてて住むだろ ....
開け放たれた窓から
夜風がカーテンを揺らし
月の光がこぼれだす

少女の眠れぬ夜はするどく
闇の中へと切りこんでいく

少女がひとさし指で
空をなぞるように
星の数をかぞえている
 ....
はじめさんの村木正成さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝の静かな領域- 村木正成自由詩17*07-6-2
夜霧のバイオリン弾き- 村木正成自由詩6*07-5-27
小さな恋のメロディ_‐エピローグ‐- 村木正成自由詩6*07-5-6
イメージと空白- 村木正成自由詩10*07-5-3

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