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グラスが傾いて
傾いたグラスが床に落ちる
テーブルから床に落ちるまで
床に落ちるまでの一瞬間に
夜はその牙に磨きをかける
夜はその牙に磨きをかける

食用アスパラガスを添えたサラダ
が ....
1.核時代の終焉

新宿上空を、二台のヘリコプターに吊るされている。
モニュメント、蒸気、モニュメント。
「あれも一種の知性改善論だな」
「えっ」
「だから、スピノザだよ」
そう言い残す ....
生牡蠣色した夜明けの都市を
雨は重たい鉛のように撃ちつける
聖母像を運ぶ男と
地球儀を回しつづける女が
顔を上げて同時につぶやく
――あなたは誰?

ぼくは鉄路に耳を当てている
いくつ ....
紙ナプキンとソーセージ
煤にくすんだ造花の窓
冷めないスープ
「マルクスか死か」
明るくて清潔なレモンの腐敗
すべて食卓には神話がある
薔薇が燃える。――溶ける花びらは血のようであり、
触れてみると、事実、それは血なのである。

派手で濃い目のメイクを要求する。金で買った女だから、
手は触れない。服も脱がさない。君はひたすら喋 ....
A 以前ね、知り合いの女の子の髪型が変わっているのに気づいて、
 「髪型変えた?」ってなにげなく聞いたのよ。
 そしたら、その娘がえらく怒りだしてね、ビックリしてしまった。
 話を聞くと、なんで ....
   怒りの顔を持ちながら、声をあげないすべてのもの。(ルネ・シャール)


それぞれの季節に、ハンカチはそれぞれの弧を描いて揺れた。
敵意を抱いた哄笑のしたで、
あらゆる死のイマージュを飾 ....
はじめさんのんなこたーないさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
航海日誌- んなこた ...自由詩207-5-16
モーター狂は警鐘を鳴らす- んなこた ...自由詩207-3-22
愛について- んなこた ...自由詩607-3-19
囚人- んなこた ...自由詩607-3-16
シャドー・ワーク(Shadow_Work)- んなこた ...自由詩407-2-14
イジメとエリオットと超サディストであるぼく、んなこたーないと- んなこた ...散文(批評 ...4*07-2-13
ラインあるいは境界線- んなこた ...自由詩307-2-12

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