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たとえば
晴天で
海沿い
海岸線
僕はモーターサイクルで
あなたは一艘の舟
並行して走る
僕は大陸を飛び跳ねるが
海原に出られない
あなたは七つの海を越えられるが
陸では乾いてしま ....
私が今どこにいるのか
あなたには
分からないかもしれません

でもいつか私は
一つの灯台となり
私の存在を
あなたに知らせることでしょう
広大な海をも超える
確かな力を手に入れて
 ....
まるであんぱんを分けあうように
二人はその心を互いに分けあった

まるで紅茶にいれた角砂糖のように
それぞれの心に溶けて一体となった

まるでエルドラドを目指す旅人のように
二人は二人で ....
本当に一人になりたくて
孤独を肌に感じたくて
改札に向かう足取りをユーターンさせて
真夜中の街に身を投じた
携帯は川に投じた
そして
人のいない方へ
いない方へと・・・

繁華街を離 ....
見上げた空は清々しいとは程遠く
目の前には道もなく崖が続いている

こんな心の中にも色々な言葉が渦巻き
足元は何もかもが混ざり合っているのが
透けて見える

選んだのは自分それでも引き止 ....
そんな難しい事
言われても
解らないですよ

どうすれば良いんですか
アドレスって住所を言えば
来てくれるんですか

何ですか
その
こまんど
でしたっけ
それを
どうするん ....
((時のしずくが したたるのです))

春のひかりが 虚ろな心に影を落とすので
ふたりは桜並木の まばゆい川べりを避け
淡く花びらをかさねた 甘い翳りをさまよう
寂びた石段で ひるがえるあな ....
見えない明日に向かって
ぼくらは走る
見えない明日があるから
ぼくらは走るのだ

いつも手探りで
仄かな明かりは君の存在
何も聞こえない暗闇で
微かな声は君の呼び声

知らない明日 ....
無残にも
切り離されてしまった私達が
無意識に吐き散らした
ため息の中

そこに燃え残りの灰があり
それは空を覆って
雨となり落ちるのです

だからここに降る雨は
川を汚してしまい ....
その時
あなたと私をつないでいた糸は
切れてしまいましたか
あなたは見失ってしまいましたか
もしかしたら
まぼろしだったのでしょうか
あなたと私をつなぐ糸は
そんなにも細かったのでしょう ....
青信号が点滅すると
いつも
急がなきゃ
急がなきゃって

もちきれない
いろんなもの
おっことして

けっきょく
間に合わなくて
車が
ぶーぶー通り過ぎて
埃っぽくて
かな ....
見たくないから目を塞いだ
聞きたくないから耳を塞いだ
幸せですか?不幸ではない
曖昧な答えで誤魔化してきた

例えばここで星屑になっても
世界は変わらず回り続ける
それなら何 ....
毒薬を零したような
紫の空に
感ぜられたのは共感
崩壊した意識に

僕を溶かした空
お前は俺だ
、と呟いた
深くなるソラノイロ

さよならTuesday
君は飲み込まれる
 ....
誰か傘を貸してくれ
哀しみで濡れた心を
乾かす場所が欲しい

僕の見ていた世界は
淡すぎた
世界はこんなに
クリアで脆いもの

細胞壁くらい欲しい、
僕の体。
哀しみが心の中に染 ....
エレベーターの中で
「開」というボタンを押すと
涙が止まらなくあふれ出た
何かを受け入れるということは
何かを拒絶することと同じくらい難しい
一人またひとりと乗り込む人を
か細い指で支えな ....
何もできなかった自分なので
私は私に
何もしてあげられなかった
それでもその過去は
私の過去
何もできなかった過去であっても
大切にしておきたい

何もできない自分なので
私は私に
 ....
走っているのです
よろめきながら

戦ってきたのです
血を流しながら

憎んでいるのです
憎まれているのです

疲れてしまったのです
そんな世界には

もう誰も憎みたくない
 ....
ぼくはきみと 
ささやかな丸石をつみあげたい 

忙しさに追われながら 
過ぎ去ってゆく日々のなかで 


( それは夜毎の厨房で 
( まな板の上でたまねぎの音を刻む 
( 妻の後 ....
そういや桜の季節ってあったな
夜中でもぼーっと光ってるあれ
雨だとざーっと流れるあれ

そういや
ずっと昔じいさんに会った
俺の墓標を見て桜の樹だと言いやがった

ちょっと待てじいさん ....
それはかなしいことだけれど
わたしたちは
ひとつになんかなれません
べつべつのからだのなかに
べつべつのかなしみがあるの

それはかなしいことだけれど
わたしたちは
いたみをわかちあえ ....
 晴れた空の下で街を歩く
  不意に湧き上がる恐れに
  心に湧き起こる闇の水は
あの迷路に迷い込み
感じたもどかしさを
思いおこさせるのだ
周りは全て歪んだ鏡
己の姿も全てが歪む

 ....
血、が、
腹の上にこぼれてとどまる
暗い おまえの血 月がこぼした おまえの血

おまえは笑っている
自分からこぼれ出た色の美しさに
おまえは目を見張る

血、は、
 ....
たくさんの曲が最後の練習を迎え
本番を想定したリハーサルも終わった

降り積もる終わりたち

その言葉は決して否定的なひびきではなく
ひとつひとつ踏みしめながら昇る階段のように
 ....
こわいのです
この果てしない草の海が
どこまで行っても地平線しか見えて来ない
この世界が私はこわいのです

風がびょうびょうと吹き荒れる草原のただなかで
私はひとり立ちすくんでいます
絡 ....
あきらめました
あなたのことはもう
あきらめました
あなたのために燃やす炎は
もうどこにもないのです

私の前には荒涼とした冬野が
どこまでも広がっているばかり
ここにはあなたの影も
 ....
和 路流(Nago Mitill)さんの自由詩おすすめリスト(25)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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