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無数のひび割れた青空の目のなかから
たえまなく降りてくる風の淀むところに
ふるぼけたダンボール箱が積まれている

いつしか鳩たちがすみはじめた

傘もささず
棒のような日日が
確かに過 ....
暗く輝く舗道に
群れるひとの息
灼熱から遠ざかるからだに
ひっぱられ
脇道にそれて
ひんやりする暗がりに
肩を入れる
夜に流れる
うすい闇は
底なしだ
ぼくは冷たい空気のなかを
 ....
片野晃司さんの足立和夫さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜の鳩- 足立和夫自由詩203-5-9
暗中- 足立和夫自由詩503-4-1

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