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歌い慣れた唄を口づさみながら
家路につく

いつもの通りの
ごみ捨て場のごみの上
猫が2匹お喋りをしていた

    {引用=何かご馳走はあったかい?
いやいや、たいしたものはありゃし ....
かえりみち転んだら
夢が転げ落ちて、
下り坂を走り出す

過ぎ行く時に
流されないように
小さいころの夢、
つぶやきながら
闇の中 必死で
転がる夢を追いかける

夢、
追いか ....
{引用=



多重の自我の
小箱たち
幾重にも
蓋われた 郷愁

 霧雨の中で
 冷たく濡れていた
 かなしみも

 木枯らしの中
 いくつもに分裂しながら
 泣き叫ん ....
あめのなかに
ゆきのまじる


ぶーげんびりあの
かねのねの
音のあまつぶ
しらゆきまじる


むすめはやらない
むすめはやらない



{引用=三つで病に
五つで迷子 ....
誤解していた

満たされたはずの 海が
遠くひいていくような
それは

あなたの意味が乾いていく

雑踏の中で
あるいは
読みかけの本 
ぱたんと 閉じて

私の中にある
 ....
煙草の味は解らないけど身体に悪い事だけは解った
苦味が口の中一杯に広がって煙を宙に逃がす
白煙が黙々と昇って何処かで消えた
社会人になり失くした物は数え切れない
時間の配分や金銭感覚  ....
海と繋がっている

照り照りとした
小さなオパールをつまんだとき
海水の温度のようだった

人いきれにむせる空気の中で
そう感じたのは
単なる錯覚ではなく
この生命の何処かで
潮の ....
落ちる雲
水に映えて
静かに踊る
非人称の君


一人もどって
も一度誰も
連れずに駆ける
非人称の君


鉛の地図においでおいで
磁石を飲み ....
古代ケルト紋様を研究している
美しい大学教授は
海草の匂いのウイスケに酔い
アイルランドの
月を探しに出かけていった

昔は料亭だったという
太い梁のある店の灯りが
夜に浮かび
精霊 ....
曳舟さんの自由詩おすすめリスト(39)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いつも通りの猫が喋る- 画竜点睛自由詩4*07-1-29
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アルピノ- umineko自由詩14*07-1-21
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