すべてのおすすめ
小さい頃
夜空をくりぬいたかのように
真っ白な 満月に
追いつこうと 夜の街を走ったことがある
いつまで走っても
いくら転んでも
どんなに叫んでも
満月は遠くて
ちっとも近づけ ....
小さな一本のカーネーションをあげたころから
私はずいぶん大きくなりました
おこづかいが増えたり
バイトを始めたりで
年々プレゼントも 豪華になりました
でも 一番嬉し ....
五月の日差しが強くて
今日も真っ白なレースの日傘を差すの
傘の細い柄を ちょっと傾ければ
私は日傘の中に消える
すぐ横を通っても あなたは気づかない
別に あなたを気にしてるわけ ....