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褪せた御本の途中に見知った御伽話と知りながら、
きれの無いファセットの、肌理の粗い断面に、目を凝らしまして。
愚か者のきんが烏の羽根を生む前に、まだ余裕がありましたので、
頭を抱えて怯え、高鳴り ....
あかあおみどりまぜんたしあんき
震える色の後光を射して

さようならなんて手を振ると
いらっしゃいと手招いた

ひゅうひゅう揺らいだ放物線
かたすとろふぃ待っている

さいごのかお ....
ある夜から、ガラス球が衝突によって砕ける事さえ悦んだ。
哭いても仕様がないのに、ひとつにはなれないのに。

まるで知らない、仄明るい迷路を彷徨う内に。
はしり火、彗星の尾ひれ、その燐光を追うよ ....
いつかメンデルがせんせいの言葉で
彼女に教えてくれたもの

にんげんにとっては
哀しい筈のもの

それはすぅいと風に揺らぎ
ふわふわ散ってしまいました

もう既にいみは曖昧
十字架 ....
剥製が
目先に
横たわっている


艶消しの暗い壇に、一枚ガラス(宙の数分の一、水族館の水槽よりは厚手)を隔てる。甘やかな怒声が響く部屋。

後ろ隣の二人連れ(性別はふめい)は、「私も飼 ....
萩原重太郎さんのICEさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
金貨- ICE自由詩107-7-4
the_swing_of_the_pendulum- ICE自由詩3*07-5-16
導火の後- ICE自由詩6*07-5-14
4つ葉の遺伝子- ICE自由詩507-5-10
百科博物館_改- ICE自由詩6*07-5-10

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