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こんな真夜中に起きて
僕は君の為に詩を書く
平凡な昨日の夜を過ごした
明日のことはまるで分からないけど
僕は詩を書き続けていきたい
天国って本当にあるのかな? ....
時計の秒針がメロディーを奏でる
僕は両腕に頭を置いて
目は闇を向き両足はリズムをとっている
心の中で歌詞を唄う
心の中で歌詞は一本の線になって彷徨い続けている
....
君を抱き締めて眠りたい
僕は君のいない空洞を抱えて横になってる
なんだか本当に君を抱いているようでとっても気持ちがいい
君の膨よかな胸元が深い空洞を埋める
君 ....
十二月上旬の金曜日の午前中は幻想的だ
閉ざされた世界が僕の目に焼き付く
そこは僕の理想郷だ
一瞬の探究が凍り付いて永遠となる
永遠の結実が物語を創るエネルギーとな ....
空から雪が舞い降りてきた
今日はクリスマス・イヴ
私は両手を広げ雪を全身に浴びている
深々と降る雪
赤いコートは雪で真っ白くなり原色を留めていない
楽しいことは何も無いけれどこの ....
僕は売れない粗忽な詩人さ
今日も道端でビニールシートを広げてサインペンで紙に書いた詩を並べて詩を売る
通りすがりの人達にいつもケラケラと笑われている
そんな奴らを横目に僕は大声を張り上げて詩を売 ....
夜になると詩を書きたくなる
しかも午前零時過ぎた真夜中に
不思議な生き物達が僕の胸の中でうずく
彼らはパレードや催しものをやりたがっているらしい
当然僕もそういうものが好きだ
辺 ....
詩を書くことで傷ついた心を治療したい
詩を書くことで心が癒えないならば
詩を書かないほうがいいのではないか
詩から離れる時 愛おしさを感じる
僕にとって詩とは切っても切れない関係なの ....
落ち葉を踏むと乾いた音がした
大学前の並木道で
風の妖精が僕の脇を通って落ち葉を舞い上がらせる
風は後ろの景色に飲み込まれていく
夜だったら並木道はライトアップされて綺麗なのに
....
夢の中でも詩をつくっている
このどうしようもない欲
とっておきの最初の一行が思い浮かんでそれを記憶に留めるのだが
夢の時間が長過ぎてすっかり忘れてしまう
とっておきの一行を夢から覚め ....
夢の中にいた女の子に恋をした
夢の中に出てきた人達やものは目が覚めると死んでしまう
でも夢の中にでてきた女の子だけは生きている
この温もりが凍えた僕を暖めてくれる
僕は生きられる
....
詩を書くのは楽しい
なんだか冒険しているみたいで
時間も忘れて書いてしまう
それも夜の帳が降りた後の深い時間や星々達が消えてしまう前に
詩になる生き物達を失う前に僕は目を泳がせてキー ....
君が死んでからもう二ヶ月が経つ
僕は病院に行くために若草色のバスに乗る
僕は19歳で喫茶店でバイトをしながら詩を書いている
最近調子がいいんだ
病院の帰りにメールが来て彼女から会わな ....
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