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午後から雨

そうだね
草丈より少しばかり高いだけだよ
寝転んで空を覗けば
透き通ってくどこまでもずっと
背中がくすぐった痛いね
午後から雨だね
蟻が不器用な列を作って
ゆっくりと夏 ....
ずっと
遠くに
行ってしまった
くじらの
足音

どこに
ずっと
北の方に

どうせなら
満天の夜が
いいね
少しずつ
舵をとりながら

長い旅だね
くじら
しっぽ ....
おっこちた
うちゅうのてがみ

昨日の夜は
ずいぶんと
きれいな
星空

それよりも
もっと
ずっと前
おかあさん
うちゅうろけっとで
ぼくは行った

おっこちた
うち ....
おとといの
夕暮れかけた空
君は
夏の底に
沈殿していったきり
西の夕焼けが
音をたてて色あせていく
手のひらの温度を確かめたくて
軽く握ってみても
汗ばんだ夏の終わり
いつだって ....
梟の反転する
新月の晩

張りつめた
輪郭をなぞる

三日月の指先

少女の
祈るためだけの
やさしいかなしみ

揺れる
唇から零れる
夜の羽音

葉擦れ

白昼夢 ....
萩原重太郎さんの夕凪ここあさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
クローバー- 夕凪ここ ...自由詩1007-3-26
くじらの足音- 夕凪ここ ...自由詩1107-3-15
うちゅうからのてがみ- 夕凪ここ ...自由詩1307-3-14
蝉時雨- 夕凪ここ ...自由詩1407-3-13
羽化する夜- 夕凪ここ ...自由詩7*07-3-12

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