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   生成のサウンドを折りたたんでゆく
          たそがれが訪れると
       にぶくなったひかりのなか
   夕刊を斜め読みする紙音だけが囁く
                 ....
はるは蝶とささやきあい
  なつには蝉とうたいあい
    あきはむしとなぐさめあい
      ふゆにはみみずと遊びあい
風とは笑顔でダンスしあい
 光とはすなおに握手しあい
  雨とは ....
雑木林は沈黙しているが 唖ではない
いつでも木々が 旧友のように
語りかけてくれる

雲は浮かんでいるが 不動ではない
いつでもミルキーウェイのかぜと
同行している

生は死への旅立ち ....
 置いてきぼりをくった事も判らずに
      自我の尻尾を振りながら
   manualを金科玉条としていた昔

    なのに今や うつろな自分と
まぼろしの他人とが鬼ごっこしている
 ....
          北風の冬より春の
    光風が待ち遠しいねとAはいう
         でもその春より夏の
  しらはえのほうが快適だとBはいう
        いやそんな夏より秋の
 ....
   ふゆのひかりがくすぶるなか
 はいいろのかげをひきずりながら
  うすきみわるくちかづいてくる
       ひびだらけのそぞう

    くぼんだみぎめのおくには
しんじょうもがん ....
      かわもにみなわがうまれても
     またたくまにきえうせるように
         もうわすれるしかない
       はたさずにすぎてしまった
              わか ....
幻視の花びらで目隠しされた冬の夜
(テレビからもれる森昌子の愛傷歌)
なぜか急にDNAのせせら笑いに気づきました
しかもタナトスの幻影をちらつかせているのです

「わたしはしきりに待ちわびて ....
萩原重太郎さんの信天翁さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
落日- 信天翁自由詩507-6-24
微吟(四)- 信天翁自由詩807-3-12
いつでも- 信天翁自由詩507-3-3
にびいろの声紋- 信天翁自由詩307-3-1
閑話休題- 信天翁自由詩2*07-2-25
塑像- 信天翁自由詩307-2-22
Fantasy(4)- 信天翁自由詩407-1-20
幻視の花びら(二十)- 信天翁自由詩107-1-17

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