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初夏の夕焼ブルー
窓から見えるのは
憂鬱色に染め上がった
人の群れ

{引用=
病室はうなり続ける
おーんおん


咲き誇る雨の花火
パチパチと
たたきつけられ
消えてゆき ....
僕が少し思春期に染まり始めた
中2の夏
おじいちゃんの家から
自分の家に帰る日

おじいちゃんの声がして
2階から降りてくる
階段の天井には
手を伸ばせば届きそうだ
のしのしと足音を ....
アルバムには
渦ができると聞いたから
日曜日の夕方
アルバムを見る。
紫色の空気が
包み込む

どんどん青くなる僕。
神は哀れに感じて
渦を作り出し
僕を渦に押し込む

ぐるぐ ....
萩原重太郎さんのゆうさくさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
死に際- ゆうさく自由詩5*07-5-20
いつかの梨- ゆうさく自由詩8*07-2-18
- ゆうさく自由詩4*07-2-3

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