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誰も
さよならを言わない
誰も、何も、言わない





ジ、


ただ
重々しい青へ、空の、青へ
弾け散るように飛び立った蝉の
既にこげ ....
わたしたちの目の前で
落ちるブルー、ブルー、ブルー、





ブルー、ブルー、ブルー、
いちにちの、落ちる、朽ちる、空はやがて
静かに液化して海となり、闇となり
ざ…、 ....
小さく折れ曲がり
玉蜀黍畑にうずくまる
光と共に、空から
夥しく剥がれ落ちる玉蜀黍の葉の
激しい葉脈を見上げる


光、
青、深緑、
夏、
という、灼熱
 ....
あなたを睨む

眼が痛む


守り隠すように
あなたは柔らかな腹部を下にして
その為に息苦しい眠りの上表には
あなたの背が波打っている
私は扇風機を止める
 ....
淡く
夢にいた人は水彩でした


*


(あ、)


こめかみとシーツの間に
かすかに染み入り、そこから
まぶたに明けてゆく一筋の朝の滲みに、すっと
打 ....
山中 烏流さんのA道化さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
滴る耳- A道化自由詩2507-8-22
落ちるブルー- A道化自由詩907-8-11
微粒子- A道化自由詩1407-7-19
初夏の人- A道化自由詩18+07-7-9
水彩の夢- A道化自由詩2907-4-24

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