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ほどけてしまいそうな
女の子のからだから
春をとり出してならべる
つみぶかい瞳が
まだそこにおよいでいる
名前の知らない五月の旗
活字から顔をあげて
だれをみる
外をみた
窓 ....
ひとつひとつに
名前なんてなかった
きみだけが知っていた
美しい世界
神さま
ねえだから
きみは神さま
みんながうまれたときに
さいしょに泣いてくれたのは
きみだったな
あわくする ....
あかるい空
カーテンをひいて{ルビ包=くる}まれて
そのどこかに羽根をみている
呼吸が彩度をわすれて
いつか廃れた街のようだった
足音は屋根をつたって
きみに会いにゆく
こ ....
パンの匂いが、する
カラスの鳴き声で割れた
やわらかい世界の殻
甘い時間をむさぼったあと
すべてが失われていくまで
もう僅か
あなたは足の指の先まで
すっかりふやけ ....
ようやく朝がきているよ
そんな嘘で早起きをした
きみのなかはどうなってるんだろう
街中のプラスチック踏んづけて
はだしできみを追いかける
冷えたアスファルトとうらはらに
....
水中ではうたもうたえない
だけど泣いたってわからない
ささやかなゆれはわたしの体温になって
さかなたちの集うよるがくれば
ふやけた指先からあふれていく
あらゆる目線の延長上 ....
色を失くす
また夜が迫る
傍観者になりきれない
この街さえ
新しくなっていくのに
思い出せなくなる
みずみずしい指先が
どういう風に
この胸にふれたのかを ....
みずいろのまちで
しゃぼんだまのような
おさないひびを
かさねたぼくら
なつかしさに、
めをつむるのも
いいかもしれない
ただ
きみとぼくは
べつのいきものだったね
い ....
山中 烏流さんのアオゾラ誤爆さんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
メーデー
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アオゾラ ...
自由詩
25
08-5-1
神さまとさよならする日
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アオゾラ ...
自由詩
36
07-12-20
スワロウテイル
-
アオゾラ ...
自由詩
9
07-10-29
世界の終わり
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アオゾラ ...
自由詩
6*
07-9-10
自称彗星アオゾラ誤爆
-
アオゾラ ...
自由詩
6*
07-8-30
肺をみたす(水葬)
-
アオゾラ ...
自由詩
25
07-8-17
記憶の箱
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アオゾラ ...
自由詩
8*
07-4-22
つみぶかい
-
アオゾラ ...
自由詩
6*
07-4-17
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