すべてのおすすめ
壊すような音が絶え間なく響いている
そんな夕暮れ時
雨が好きだという彼女の
その視線は常に窓の外に向けられ
屋根の付いた部屋の中 
足元から濡れていくのに気付かない
玄関先に飾られた傘 ....
遠い
遠い言葉が
この近さで生まれる
形を変えていく音の
はじまりが揺れ続けて
廊下に落ちていた
誰かの笑い声を思い出す


+


夕暮れが残る夜
潜みの中の湿った皮膚へ
 ....
山中 烏流さんの健さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨音- 自由詩2*07-6-22
距離- 自由詩10*07-4-23

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する