すべてのおすすめ
1)
やわらかな
あなたの
てのひらに
ふれる
2)
shizuku
shukusai
shi
sha
s
; ....
32時に電報が届く
引き摺った着物の裾を
捕まえようとする猫がいる
幾らかのカットインを経て
緩やかに溶暗している背骨
花柄のシーツは血に汚れ
さよならの挨拶は砂に埋もれ
....
目を閉じることと口を噤むことは似ている。
眠りに就くことと死ぬことは似ている。
さようならを言いながら終わっていく。
世界について考えるときに眩暈を起こす。
沈黙する、
沈黙する ....
とても不確かで
とても不確かなものを
( ふたしかな )
思いは
はあ、と
息をはいて
その隙間に
入り込むのは
不確かな
( ふたしかな )
....
また行く。
今日は風が速いから、
飛ぶように雲が飛ぶ。
わたしときたら、
口を情けなく開けたままで、
首の疲れも忘れて。
噫ーーーーーーーーーーーーーーー
などと発語 ....
どこを向くの、
きみの
目、
さよならの季節
を抱いて、
回転灯のうた
が、
ひびくあの森。
(東を見ながら
(きみが死にたいと言った
(あれはいつだったろうか
(夕日を ....
数学のプリントの裏に書き連ねるLoveとHateのアンサンブル
気付かないままに私はチャペルの写生の中に君の欠片を描き込む
図書館でニーチェを読む君15歳「かみさまなんていなくてい ....
かみさまはしんでしまった
わたしはいつものように学校に行く
あめは降らない
三年間生きたので許してください
かみさまはしんでしまったから
「あしゆび」から水が出てきて
わたしはみに ....