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生きて
素晴らしいことは何もない
ただ
愛のみ
意味のない卵色の日に
ただ足を前に出して
昼は明るいことを知っていて
夜は電灯を調節する
いつも目の前の手すりを触って
....
青空の向こうにあるのは、消え損ねた星のがらくた達だ
今日はとてもいい天気だった。
空は青く澄み渡り、雲1つなく、風は穏やかに吹いていた。
あそこやここに、風の塊が落ちてい ....
あの頃、君に告げられなかったことを今
***
ねぇ、君
冷やし中華を誰よりも早く始めたいの、とはりきる君の姿が僕は好きだったんだ
ねぇ、君
扇風機の首フリに合わ ....
エリンギとはなにか
考証してみた
いや
考証しようと考えた
名前の
瞬発力からは
超能力のある
伝説の占い師の名前であろうと考えた
古来、占い師は
男である場合が多い ....
夜が増えてゆく空に向かう帰り道
心を込めて目を閉じて
アルト・リコーダーを吹いていた
嘗てのこと
夜が増えてゆく空の方角へ
向かっても向かっても届かない、と
示し始めてくれた空 ....
のび太の意識は、深い昏眠の中を、ほつれていく、かなり遠くから力強い声が、赤色のガラス瓶の中を、散らばっていく。
僕は、命令者だと叫んでいるオトコがバルコニーに立っている。
彼は消えてしまい ....
死んだのび太が
すぐ夢に出てくる
恥ずかしいで
こんなこといーな
できるといーな
て、何だかなあ
早く寝ろよ
ドラえもん!
おい
のび太は侍であり
ひかえる ....
{ルビ医師=いし}らバス{ルビ停=てい}にいてすばらしい
{ルビ酸欠=さんけつ}さん{ルビ診察検査=しんさつけんさ}
{ルビ残念捻挫=ざんねんねんざ}
インテリ{ルビ庵癌=あんがん}あり{ルビ転 ....
櫃、入れろよ。パンでくるみ
大きな鳶と人々亡き
おお、ミルク?電波?ヨロレイッヒ
母方の祖母の雪江さんは
70歳くらいでガンで死んで
お通夜の次の日に突然生き返った
その時なぜか僕1人しかいなくて
雪江さんは自分の死化粧を見て
「えらい別嬪さんやなぁ」となぜか ....
「小林亜星」とささやいてみる。
フランス人になった気持ちで
やさしく、女をいたわるように、
コバシャセ?
「井手らっきょ」と諌めてみる。
イタリア人になったつもりで
派手な ....