すべてのおすすめ
彼は 物書きだった
彼は古いランプを持っていて
ほかには何も持っていなかった
紙も
ペンも
なにも持ってはいなかったのだけど
彼は物書きだった
パリからオルレ ....
あたしのスカートの
端っこを切ったのは あなたでしょう?
羽をばたばたさせて 空に浮かぶ
髪が伸びたので あたしは飛べるようになった
まっさらな夜を
あなたの匂いをたよりに飛んで
....
「もう無理なんだ・・」 と
電話の向こうですすり泣く男の声を聞きながら
鳩サブレーの袋を破いた。
バターのきゅんと効いたこの銘菓を、私は好きだ。
ぼりぼり。
むしゃむしゃ。
....
ピセラン ポエリア 鳥の歌
あたしが夢の扉を叩けば
ピセランポエリアが 眠りのはじっこを
嘴でついばんで そのままぐんぐん飛んでいく
ピセラン ポエリア 鳥の歌
....
{引用=映写機の音がする}
彼は 人のいない小さな劇場の
古く湿った 客席に座り
白くぼぉっと光るスクリーンを見つめる
{引用=ただ、かたかたと廻 ....
ちょっと遠くまで 一人旅してきます
行き先はブルゴーニュ地方 はじめて行きます
街の真ん中にある ノートルダム聖堂の
ケルト信仰と錬金術に関係があるって噂の 漆黒のマリア像に
....
{引用=
クラヴィ・ヴィエイヤールは小さかった
どのくらい小さいかというと あなたのまぁ 半分くらいで
俗に 小人と呼ばれる 種類の人間だったのかもしれなかった
けれど
....
私たちはふだん
地球の反対に住んでいるので
会うには 大陸や 時間や お金や
たくさんのものを越えなくてはなりません
仕方ないので
手っ取り早く待ち合わせ
....
Thank god tomorrow is sunday.
日曜日でも
朝から起きて
早く起きて セーヌのほとりを歩くの
朝靄に埋もれた塔が 少しずつ顔をだして
紺色から蒼 ....
いつもはつけるキャンドルのランプを
きのうはつけなかった。
突然、ものすごい疲労感に襲われて、
ベッドに倒れこんだから
真っ暗闇に
亡霊がつどう
あ ....
ちせつな
言葉からつむぐ愛が
どっかへ行ってしまうのと同じように
明日から
せかいは
変わるのだそうだ
ぼくたちは
何も出来ないから
ぴすとるをうつのだ
あな ....
世界を彩るのは 虚偽だけですよ と
午後の悪魔が言った
実際は新聞の色
あぁ、実世界なんてもんはしまうまの色ですよ と
午後の悪魔が言った
言いっぷり ....
あの頃あたしは
モンパルナスの小さなアパートで
クローディアと一緒に暮らしていた。
暮らしていた、と言っても、三ヶ月くらいの間だったけど。
その小さなアパートには、
クローデ ....
soft_machineさんのもも うさぎさんおすすめリスト
(13)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ベルセーズ
-
もも う ...
散文(批評 ...
13*
07-2-1
蝶
-
もも う ...
自由詩
41*
07-1-17
鳩さぶれ。
-
もも う ...
散文(批評 ...
44+*
07-1-10
ピセラン_ポエリア_鳥の歌
-
もも う ...
自由詩
25*
06-12-22
彼の_人生
-
もも う ...
自由詩
27*
06-12-7
遺書
-
もも う ...
自由詩
44*
06-11-27
クラヴィ_ヴィエイヤール
-
もも う ...
自由詩
59*
06-11-26
キャベツ畑ランデヴー
-
もも う ...
自由詩
28*
06-11-24
日曜日でも、朝から起きて。
-
もも う ...
未詩・独白
13*
06-10-22
ただの_悪夢
-
もも う ...
未詩・独白
7*
06-10-20
あうんの夢
-
もも う ...
自由詩
10*
06-10-19
午後_の_悪魔。
-
もも う ...
自由詩
8*
06-10-17
クローディアの死んだ日。
-
もも う ...
散文(批評 ...
16*
06-10-7
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する