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多くの詩が生まれ
同時に多くの詩が消えてゆく
誰にも読まれず
誰にも語られず
誰の心の中にもない詩は
もはや生きていない

生きている詩は
誰かに読まれ
誰かに語られ
誰かの心の中 ....
毎日毎日
何人もの人が
自分で自分を殺してる

借金
恋愛
受験
虐め

止めようとしても
もはや自然現象だ

誰にも流れは止められない

借金は雪ダル ....
消えちゃうんだ。

消えちゃうんだ。

チョコに乗せた想いも。

ふわぁっと、

さらっと。

消えちゃうんだ。

だからさ。

スキナヒト、

チョコ食べた時。
 ....
水素原子と酸素原子だけが
一定の割合で結びついてできた水は
確かに純粋な水であろう
綺麗な水なのかもしれない

では美味しいのか
答えは否であろう
純粋な水ほど美味しくない

ならば ....
これといって意味はないけれど
コーヒーカップを買いました
ただ買っただけなので
無駄遣いでしたが
人と話がしたくなりました

これといって意味はないけれど
車で県内を一周しました
ただ ....
あの小さな恋が終わって
零したのは少なからずの涙
残ったのは心地よい 何処かしら懐かしい 小さな切なさでした
けれど この大きな恋が終わって
零したのは数え切れない笑い
私がせっせと私の中で ....
何もかもが嫌になって
真っ白な自分がいる
けれども
そこから僕の夢が始まる

新しい僕の夢は
満たされていたときよりも
ずっとずっと
大きくなっている

何もかも失って
まっさら ....
自らの足で大地に立つ
風の香りは
今ここに自分が存在することを
意識させる

自らの手で大地を{ルビ掬=すく}う
土の匂いは
今ここに自分が生存することを
認識させる

自らの目で ....

今年という
新しい光が大地を照らす
白い土から黒い土へ
今までの土に
さらに新たな土へと変わる

大地
今年という
新しい風が空へと舞い上がる
平らな丘から深い森へ
今までの ....
正月を飾ること
それは時を飾ること
できるだけ綺麗に
できるだけ美しく
飾ってあげたい

正月を飾ること
それは時を迎えること
できるだけ広く
できるだけ多く
迎えてあげたい

 ....
人は
可能性がある限り
その可能性を信じ
どこまで行けるのか
力尽きるところまで
走り続ける

人は
未来がある限り
その未来を信じ
どこまで望めるのか
見通せるところまで
進 ....
たいした事はしていないのに
アリガトウを言われた
すごく幸せな気分になった

少し手を貸してもらったから
アリガトウと言った
また幸せな気分になった


どうやら
アリ ....
時は人に
偶然から必然を見つけ出し
破壊と建設を繰り返しながら
内容を形式へと変換させ
現実は理想を創り出す

同時にまた
現象と本質を見分けさせ
演繹と帰納を繰り返しながら
具体を ....
凍り重なる足跡を
ざわめきは歩む
うつろいは歩む
こぼれては散る火の
ほころびを縫う


まどろむまぶたを照らす金色
崖の高さだけ離れたところへ
越えて 越えて 波は放つ ....
此処までずっと歩いてきたけど
なんだか一休みしたくなって
夕陽ヶ丘のベンチに腰掛けて
刻んだ足跡を振り返ってみた

知らない間に時は流れていた

仲間と乗り越えた苦悩の数々
 ....
不思議だった
いつものオリオン座が
いつもよりも綺麗だった
寒い夜だというのに
しばらくの間
その輝きを見つめていた

不思議だった
いつもの霜柱が
いつもよりも美しかった
冷たい ....
見えないところに あなたはいて、

私には とうてい 届かなくて、

どうして そんなに遠くに行ってしまったのか、と

考えてみたら、

ごめんなさい という言葉が落ちてきた。

 ....
流星群は行ってしまった
銀の光の尾は思ったほどの残像を残さず
地に這うものと宙空の距離を
夜という名で引き離す

星が流れる
わたしは物語として知っている、
祈りのかたちで
手を胸 ....
なぁ、サンタ。

俺は、いいこにしてるぜ?

何かくれても良いじゃないか?

いや、別にくれてくれなくて良いからさぁ。

幸せ返してくれよ。

アンタにいっても仕方ないけどさ。
 ....
星を讃えよ
僕はここに生まれる
輝くものを愛しみ
ひるむことなく
ここに生まれたことを
心の種とせよ
星のきらめきを見よ

空を讃えよ
僕はここにいる
目にするものを敬い
たじろ ....
壁を自在に移動する窓
持ち歩き可能な窓

心臓に取り付けるための窓

蜃気楼だけが見える窓

窓硝子に詩を書くための窓
叩き壊しても何度でも再生する窓

脱け出すためだけの窓
忍 ....
そこに空がある
今にも吸い取られてしまいそうな
大きくて濃く
そして深いこの空の中から
風の音が聴こえる

そこに花がある
今にも崩れ壊れてしまいそうな
小さくて淡く
そして可憐なこ ....
枯れ木にも電飾の賑わいで、
世の中はまったく クリスマスの容貌、

クリスマスの前の夜には、 
おんなのこは いちごのようにあいらしく
はねのようにやさしくきかざり、
誰かの腕に あらねば ....
廃墟の街に雨が降る
昨日の繁栄は窓の外
地下室の中で雨宿り
嫌気性のキノコを探せ

廃墟の街は晴れ渡り
輝く青空に白の月骸
人無き路に風が降り
無機質がリンと鳴る

廃墟の ....
雨が降ると
紫陽花の咲くあの場所を思い出す
カタツムリは今日も
葉っぱに隠れて雨宿りをしているのかな

高校生の頃
雨が降った日には
よく二人で放課後の音楽室で時間をつぶした
君の奏で ....

魚は酸素を知らぬだろうか
暗い水辺に輪を描いて
あんなにも深く潜ってゆく


飼育係は放課後に
飼っていためだかを流してしまった
閉じ込められてるのが
可哀相だったって
 ....
涙が涙へ落ち
映る雪は昇る
花はひとつ多く
土に消えずに残る


やわらかに覚める
手の甲ふたつ
波と曇の鳥
鳥に沈む鳥


ひとみしり
とおまわり
道 花 原
 ....
今の自分がすることは
今の自分を壊すこと

今の自分を壊さなければ
今の自分のままだから
今の自分を壊さない限り
新しい自分が生まれない

今の自分がすることは
今の自分を壊すこと
 ....
僕らはみんな実は臆病で
まるでリスみたいだ

頬袋にたくさん幸せの種を
つめこんでいるのだけれど

人の悪口を一つ言うたびに
幸せの種を一つこぼしてしまう

そしてまた拾う

落 ....
何もかもが寒い夜だった
遠く離れた家から
犬が吠えている
その声が神経を尖らせる

何もかもが切ない夜だった
窓から覗く街灯の
力のない光が見えている
その暗さが心を曇らせる

何 ....
渡邊永遠さんの自由詩おすすめリスト(39)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩は生きている- ぽえむ君自由詩12*07-1-20
そんな世界- なかがわ ...自由詩2*07-1-15
ちょこれーと。- 狠志自由詩3*07-1-15
純粋な文章ほど美味しくない- ぽえむ君自由詩15*07-1-14
これといって意味はないけれど- ぽえむ君自由詩10*07-1-13
蝶変化- きりえし ...自由詩10*07-1-8
そこから僕の夢が始まる- ぽえむ君自由詩13*07-1-5
大地の恵み- ぽえむ君自由詩9*07-1-2
新しい一年- ぽえむ君自由詩9*07-1-1
正月を飾ること- ぽえむ君自由詩10*06-12-30
羽ばたく日が必ずある- ぽえむ君自由詩9*06-12-28
アリガトウ言えるかな?- 優飛自由詩6*06-12-26
時は人に- ぽえむ君自由詩9*06-12-22
午後の傷- 木立 悟自由詩506-12-22
夕陽ヶ丘- 1486 106自由詩3*06-12-19
不思議だった- ぽえむ君自由詩17*06-12-18
とおい。- 実夜自由詩1*06-12-18
祈りのとき- 銀猫自由詩25+*06-12-18
枕元の紙。- 狠志自由詩306-12-17
全てを讃えよ- ぽえむ君自由詩15*06-12-17
窓のカタログ- 塔野夏子自由詩15*06-12-17
風の命が聴こえる- ぽえむ君自由詩9*06-12-17
ささやかに、たくらみ- 六一介自由詩206-12-17
望郷- あおば自由詩9*06-12-17
「雨」- 404 not foun ...自由詩13*06-12-14
飼育係、或いは荒廃- 吉田ぐん ...自由詩1506-12-14
囁日- 木立 悟自由詩706-12-14
今の自分がすることは- ぽえむ君自由詩6*06-12-14
幸せ拾い- 436自由詩4*06-12-14
何もかもが寒い夜だった- ぽえむ君自由詩6*06-12-12

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