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私達は炭酸水の泡のように
ぷつぷつとガラス瓶の底から立ち上ってゆく泡のように
生まれてすぐに吸い上げられるように駆け
天辺を転がって弾けてしまう
たまに大きなのがいたり
派手 ....
あなたの不在に悲しみが浮き立つ
痩せてしまう何もかもが
小さく小さく呼吸をする
感触が浮かんでは消え
立ち尽くす足は もう疲れた
溜め息が涙のように流れ出る
運命ならばまた会えるさ
自然に時間を送っていれば
運命ならばまた会えるさ
お互い魅かれ合っているのなら
運命でなければいけないのだから
夕方色したセーターを
柔らかく羽織った女の子
ガラス玉の眼は水色で
悲しい程に深く澄んでいる
電車の窓を震えるように水の玉が流れていく
ピアノは旋律を増して世界を高ぶらせ
その中で私は窓を這う水玉を見つめている
世界は私に嘘をついている
本当は私は深い溝で取り囲まれ
溝の中に ....
1486 106さんの小禽さんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
私達は炭酸水の泡のように
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小禽
自由詩
4*
08-8-4
遠くに見える街灯り
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小禽
自由詩
1*
08-7-26
運命ならば
-
小禽
自由詩
1*
08-7-19
夕水
-
小禽
自由詩
3
08-5-20
溝を見ている
-
小禽
自由詩
3
08-5-14
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