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今地平線の向こうから
金色の髪をたなびかせた
美しい日の神が来る
虹色のベールが静かに開き
竪琴のようなオーバードが流れる
ああ素晴らしい時の始まり
火の早馬は蹄を高らかに鳴らし
空の彼 ....
君の街に雪が降ったとニュースで聞いた
君はどうしているだろう
僕の街にはまだ雪の便りはないけど
日に日に冷たくなる風の冷たさに
雪の気配を感じているよ

君が学校を辞めたと風の便りで聞いた ....
空にはいつも夢があった
憧れが青くきらめき
愛さえも赤く燃えていた

だけどこんな曇り日には
未来が見えなくて
泣き虫の君の瞳から
大粒の雨が降る

悲しまないで 君だけは
決して ....
僕の心の海鳥たちよ
涙を拭いてやって来い
白い翼広げて潮風をつれて来い
悲しくなんかはないけれど
僕の心の海鳥たちよ
僕に勇気を与えておくれ
たったひとつの道をみつけるために
大空へはば ....
この窓を開けると
いつでも夕暮れを見ることができます
橙色の空と感傷的な思い出たち
それらのものがいつでも見ることができるのです

今真っ赤な夕日が
水平線の彼方に沈んで行きます
あれは ....
朝焼けのプラットホームで
始発の列車を待つ間
陽炎の向こうに
見知らぬ土地の幻を見た

二人をはばむ世界から
飛び出した鳥たちは
今ここから飛び立って行く
自由な巣を求めて

   ....
薔薇の花咲く花園で
私は子守歌を歌います
口のきけない弟は
ブリキの太鼓をたたきます

今日もパパは帰りません
遠いお国で戦っているのでしょう
今日もママは{ルビ愛人=あみ}のそば
お ....
この坂道の途中に
大きな金木犀の木があります
毎年秋になれば
そのやさしい香りに足を止め
この木を植えた人を思います

開け放された窓からは
ピアノの悲しげな音が響きます
赤茶けた壁に ....
びいどろ瓶の海の中
蒼い泡がひしめきあって
じょあっと波を繰り返す

青藍 群青 紺碧の水
いろんな青がひしめきあって
じょあっと波を繰り返す

びいどろ瓶の海の中
ラムネの匂いを漂 ....
時々鮮やかな夢を見る
誰かが微笑む夢を見る

白いテーブルの向こう側に
時がさらさらと流れてく
それは風のように足元を流れ
微笑む人へと続いている

時々せつない夢を見る
誰かを愛す ....
1486 106さんの未有花さんおすすめリスト(40)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 未有花自由詩16*06-12-11
祈り〜遠い空から〜- 未有花自由詩13*06-11-24
- 未有花自由詩15*06-11-20
旅立ち- 未有花自由詩9*06-11-13
たそがれ窓- 未有花自由詩13*06-10-20
逃避行- 未有花自由詩9*06-10-3
薔薇の花咲く花園で- 未有花自由詩9*06-9-13
金木犀- 未有花自由詩25*06-9-3
びいどろ瓶の海の中- 未有花自由詩11*06-8-30
夢を見る- 未有花自由詩14*06-8-28

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