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音のない夜の声を聞いた

ぼくは密集して逃げようとしている影達のコートの揺れを聞いた

揺れる影の音はぼやけて拡散するので

ぼくはそれでは密集した意味がないと思いながら拡散していく

 ....
ある日 上陸した魚の一群が、
砂浜でひなたぼっこをしていた

太陽の光を全身に浴びた魚は
やがて背骨を透き通らせ
口から虹を噴き出した

羽の生えた酸素が空を漂い
酸素が付着した虹は輝 ....
前に来たときは

僕の知っている
道だった。



やがて

僕の友達が
やってくる
さよならをいいに



友達は
この道を行くのだ


さよなら

さよな ....
1486 106さんの佐藤伊織さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜の音- 佐藤伊織自由詩120-3-10
旅人- 佐藤伊織自由詩2*08-7-21
せめて空なんて飛ばずに- 佐藤伊織自由詩3*07-10-8

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