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小さな町の小さな家に
のっぽの君は生きていて
きゅうくつそうなテーブルで
ゆっくりポトフを食べている
小さな皿で二三杯
食べ終えると
君は背中を丸めて天井を見上げる

朝日の町の朝日の ....
お前の家はゆるやかな
川のほとりに建っていて
細い路地だけが道である
川はかすかに早春の泥の緑を湛えている

その路地をお前は確かに歩き
お前の大きな背中にはいつも日が差している

お ....
1486 106さんの黒田康之さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
のっぽのこ- 黒田康之自由詩818-2-11
和子について- 黒田康之自由詩4*07-4-8

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