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どのくらい掘ったか
見当がつかない
半分くらいなものか
背後をみやる
暗く光る土のにおいが
鼻をうつ
ここでは時間がわからない
時間は崩れている
なぜか穴は崩れたことがない
光の記憶 ....
暗く輝く舗道に
群れるひとの息
灼熱から遠ざかるからだに
ひっぱられ
脇道にそれて
ひんやりする暗がりに
肩を入れる
夜に流れる
うすい闇は
底なしだ
ぼくは冷たい空気のなかを
 ....
構造さんの足立和夫さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
穴のなか- 足立和夫自由詩403-5-19
暗中- 足立和夫自由詩503-4-1

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