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過ぎると思えばもう七月だった。太陽は容赦なく地平を照らし、噴水は熱を帯び煮え滾るように地底からの湧き水を惜しみなく撒き散らし、攫うように若者たちの長袖を奪っていく。燕尾服のよちよち歩きは麦わらを無理矢 .... 窓を 開ける
 太陽が 沈む
もう 一寸 ひとりで
 眺めて もしも
藍と朱が交差する沖の向こう側に
寝そべって小さく閉じた夢を見れたらなあ
ああ

盗塁王 扱ける
 蜜蝋が 融ける ....
車道を行く
ひたすら行く
迎えは居ないが
歩く、ただただ道程をたどって

後頭部からカット・インしてくる
車両の音
踏み切りのベル
仕事帰りの会社員の独り言

二階から自販機に家族 ....
{引用=彷徨うお前のたましいからもしも右手が差し出されるのならば、}

泣いたり笑ったり
他愛無い言葉を交わしたり
時に交わってみたり
逆立ちしてみたり
泣いたり
笑った(ふり)を
し ....
鯖、青くあれよ
他愛も無い会話にひとりで萎れて
声を殺す自分以外の
殺生するな、その声で
正夢のなかで
静寂に甘えずに瞳孔を拓けよ
望遠鏡
向こう側の前に
焦点を見出せ横たわるのなら、 ....
(ローゼズポーゼズモーゼズトーゼズ)
(スノーフレイクスオンアイラッシズ)


鉄工所で溶接
夢で描く美女は妖絶
ダムダム
プレートからは
ダムダム
まっさかさ、ま

機械のド ....
たまにシあわせミたいなシろくろのしゃシんはあるけレど

聞こえるかいド
愛せないよとてもレ
その儘に生きてもド
ソ愛は聞こえないソ

シ・シシ・シ

ド辿り着くのかいド
レ水着はあ ....
アハウさんのaidanicoさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
泣く泣く初夏も無く- aidanico自由詩209-2-24
見入ってくれよこの刺されよう- aidanico自由詩509-2-23
ハイウェイを走る- aidanico自由詩6*09-2-16
sonorité- aidanico自由詩709-2-16
黙殺- aidanico自由詩209-2-11
デニム(フラッシュ・ダンス)- aidanico自由詩609-1-16
人間ぎらい- aidanico自由詩609-1-16

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