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闇と闇が話している
静けさが首すじを去ってゆく
遠い扉から
のびる明かり


岩の呼吸を冷ます波
夜へ遠のく夜を照らす熱
朝には消える
氷の鐘


雨のなかの灯　.... 誕生がある
触れずとも知るかたちがある
ざわめきの道のかたわら
夜を照らす骨に集う


晴れの下の輪
飛びたとうとする硝子には
溝を泳ぐ矢印がある
従わぬ背のまたたき　....
アハウさんの木立　悟さんおすすめリスト（2）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
往路- 木立　悟自由詩309-1-15
夜と羽- 木立　悟自由詩508-6-26
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