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確かなものが欲しい、と泣いた
そんな日々には
野良犬たちも
たんぽぽも
いつもの帰り道さえ
他人だった
君の小指と僕の小指を何度絡ませて
....
悲しみを表す言葉を並べて
悲しみの詩が出来たら
その悲しみは意思をもって
そっと旅立っていく
そんな気がして
僕は少し嬉しくなる
喜びを表す言葉を並べて
....
いつか 私は夜で
星の鼓動を抱いては太陽を想った
いつか 私は昼で
鳥の歌声を聴いては月を想った
いま 昼と夜は交わり黄昏になる
見上げれば見覚えのあるアゲハチョ ....