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かわいがっていた犬が死んだ夜に
新しい犬を飼おうと思う人がいました

家族、いなくなる為に準備をして
汚れた服を着るほかないのなら
いぶかしそうな視線に
それでも
違います、とは云え ....
しずやかに睫毛を下ろした女の人の
うっとりと水が疾走する線路の方角に
暮れては滲んでしまう稜線がその輪郭を喪ってゆく
眠れない枕木は鍵盤となって揺れながら
囁かれた嘘の吐息にしがみついた
 ....
木立 悟さんのピクルスさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白梅- ピクルス自由詩18*07-5-20
水の記憶- ピクルス自由詩11*07-4-13

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