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曙色の大気に染む甘美なる夢の輪郭
そよぐ小風に香るバニラの匂いとともに
家々のケーキを焼くオーブンから立ちのぼる煙
見渡せば、丘の向こうの不可思議な光・・・・
淡いピンクに赤を混ぜた規則正しい ....
白い花弁に滲んだ色は、
褪めた肌の哀しみにも似て
わずかな岩の裂け目へと根をつけた
くらしの危うさを今も孕みながら
押殺した声の倹しい日々さえ底なしに
やがて崩れ落ちる恋に焦がれて
夢 ....
さらさらと、枯れ落ちた葉が
校庭を這う風に追われ
やがて空へと逃げてゆく放課後
音楽室のピアノはショパンを奏で
窓からのかよわい陽射しと
僕を汚す、黒板のひどい落書き
鞄を逆さにす ....
干瓢もなく、
胡瓜も
ピンク色した田麩も
高野豆腐もないままに
風は吹き
サラダ巻きでも、
納豆巻きでも、
鉄 ....
たとえ
罪に赤く塗れても、
許しはいつも傍にいてくれる
酷くさむい朝、
遅れて目覚めた僕に
「おはよう。
という、君の柔らかな笑み
テーブルの上のベーコンエッグ
淹れたての ....
ブリキのこうせんじゅうを片手に
いっしょうけんめい
ゆめなき夢をむそうするが
キャバクラのお姉ちゃんとえっちして
わすれちゃった、ゆめのなかの夢
しんぴなる
じゃあくなにおいが
鼻を ....
午ちかくにもなって
太陽が燻されるように見え隠れする、
いたるところに立ちのぼる煙の墓標/廃墟となった街に
なきさけぶ声、
地上を這い回るかのような
低く呻く「うううう・・・・という ....
一
さあ、食べるんだ )))
黒いベルベットの目隠しが
君の自由を、覆い
与える匙の 潰しイチゴ。
――甘いだろ?
海のように ただ果てしなく拡がる、
波打つ絹の ....
DirectConnectionさんのatsuchan69さんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
忘れられた世界
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atsuchan69
自由詩
8*
06-12-14
奈落に咲く_★
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atsuchan69
自由詩
19*
06-11-30
四次元のリコ
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atsuchan69
自由詩
13*
06-11-26
竜巻
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atsuchan69
自由詩
10*
06-11-23
冬空に手を高くあげて
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atsuchan69
自由詩
9*
06-11-22
漆黒のゆめ
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atsuchan69
自由詩
7*
06-11-20
獣の眠るかたわらで
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atsuchan69
自由詩
8*
06-11-17
潰しイチゴの練乳和え
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atsuchan69
自由詩
8+*
06-11-13
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