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年の瀬戸際につかまって
泡立つ街を浮遊する
地が足につかないような
こんな感じもいいかもね

とりあえず全部棚上げにして
ニュートラルコーナーへ
今なら許してあげるから
本当のこと ....
雨が降り続く夜を
遮ってしまおうと
戸袋から雨戸を引き出しかけて
ふと 手を止める

視界の端で
何かが咲いていた

雨戸とガラス戸の隙間
わずか2cmの
薄っぺらな空間の足元 ....
「僕」

僕が僕である認定書を落としたのは

早春のこそばゆい若葉の中

僕が君でない証明書を探していたのは

初冬の血の気の失せた枯葉の下



「君」

地方都市のヤン ....
緋月 衣瑠香さんのnonyaさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
To_Be_Continued- nonya自由詩14*10-12-27
2cmの宇宙- nonya自由詩15*09-5-16
僕/君/僕と君- nonya自由詩7*08-11-23

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