すべてのおすすめ
北からの強い風が吹いていた
枯葉をまだ護っている木々にも
誰もいないベンチにも
そこに流れる時間さえ吹き飛ばし
風は強かった
明け方の夢に両の頬が濡れて
世界中で独りぼっちのような目覚 ....
黄色の花は枯草に足元を譲り
冬の陽だまりが
影もつくらず
土に隠した春の気配を
内緒で温めている
霜を忘れた僅かな緑は
十二月の大気に身じろぎもせず
去年のうたや
....
ごまたれさんの銀猫さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
遠い別れ
-
銀猫
自由詩
16*
07-1-8
インディアン・サマー
-
銀猫
自由詩
27*
06-12-24
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する