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見慣れた景色
窓の外
あの家の屋根から
少しだけ頭を出していた木も
過ぎ行く歳月を知らせるかのように
大きくなった
風のある日は
大きくうねり
晴れた日は
緑を激しく ....
喧嘩ばかりだけど
泣かされてばかりだけど
私はあなたが大切
悪ぶっても
強がってもダメ
隠れた本心知ってるよ
みっともなくて
気にしすぎで
心配性で
弱虫で
....
あなたは
初めから
そっと隣で見ていてくれた
あなたの一言に
心満たされ
涙したり
笑ったり
癒しと言う言葉の持つ意味は
きっと
あなたのような方の為に
存在するの ....
歩みを止めて
立ち尽くし
しゃがんでしまった
立ち上がらなきゃ
そう思うけど
思えば思うほど
立ち上がれない
いいジャンプをするために
そうだ
いいジャンプす ....
夏がそこまで来ている季節
山の木々の新緑が
やけに眩しくて
道端の花の咲き乱れる様子が眩しくて
息づくすべてのものたちの
生命の躍動が
私にも頑張れと
そう言って ....
曇り空
あの雲を
踏むことができたなら
頭の上には
見慣れない景色があるんだろうな
太陽の光が
雲に反射して
綺麗なんだろうな
一面に広がる白と青
その世 ....
淋しくなると月を見る
たったひとつしかない月を
知らない誰かと
この一瞬を共にできているかもしれないと
期待しながら
月を見る
ひとりじゃないよと
自分に言いながら
....
哀しみ色した
シャボン玉
はるか天をめざして
舞い上がり
曇り空にふわふわ浮いて
はじけては
哀しみ色の雨になる
蛙がうたう
悲しみのうた
かえるが知らせる
....
さあ
一歩前へ
春風がそう言いながら
桜の花びらを携えて
背中をそっと押してくれた
さあ
踏み出そう
あなたの暖かい手につかまれた私の冷たい手
ずっとつないでいると
あなたの優しさが染みてきて
暖かさをよみがえらせる
その優しさは
私全体を包み込み
私を安らかな気持ちへと誘ってくれ ....