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 この身の重さは唯一の持ち物なのか
 引き摺る体は傷に塗れ
 手には見知らぬ荷が積まれ
 この身の重さは捨てても消せぬ

 ならば足を切れ腕を千切れ身を抉れ
 血は絞れ管を絶て
 
  ....
わたしは握りつぶしたあなたの手を
離れていかないうちにキスをして
目だけで愛しているのだと云うけれど
あなたの中で生きているのは耳だけ
本当は全身でわかろうとしていることを
知っているけれど ....
春日野佐秀さんの湖月さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
重み- 湖月自由詩2*08-5-14
距離- 湖月自由詩4*08-5-6

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