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輝きが消えいりそうな気がしてる排気ガスにまみれた白銀世界で
どっきりを仕掛けられたら俺の目がどれほど犬かわかるだろうに
我輩はカスタードクリームであるが故、ねこのたまごにくるまれ眠 ....
どこにも行かないバスに乗りたい。君の拙いお弁当を持って。
雑草といっしょに雑草以外のものも抜いた真夏の裏庭
家に帰る途中、下水道工事をする父を見かけて手を振る
ノック ....
クラクションを鳴らせばきっと終わりだねさようならって何回言えた?
好きなものリストは危険 親指の少ない俺が魅かれてく首
「花冠」という名の車命遠くヘッドライトは壊れたままだ ....
名、をつけて、指間からこぼれ落ちる、もの、そこまで愛せ、そこまで愛せ、よ、
彼はいろ我はひかりか 赤青黄おなじ要素で対極に立ち
半分の顔で笑みたるその闇が満ちて怯えん君温け ....
踏みしあの石の方から坂道が暮れ、くらがりに蟻の殺傷
髪しぐれ飾り窓に広がりて雨にも見えぬ線に怯えむ
かすれ目の帯解きなおす仕草より竹思わしく風もがき来ぬ
六村の時計ひと ....