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そこにプールがあって曙と泳げる。
肥満体おどらせて水飛沫をあげる。

可愛くてたまらないまるで嘘のような
滑らかな褐色の肌をしたオンナ。

残された人間の時間感じながら
オトコの命の ....
―夢々語るまいぞ 天下のことは
   しばし女房の膝枕― 98・7・3 星幸一

薄暗いカラオケクラブの片隅に陣取って
五十六歳役職定年を迎える星がいて
箸袋の裏側に書き綴った辞世の ....
無罪放免まであと二十六ヶ月かと指を折って
なにやらしれぬなまぬるい監獄暮しの
ご同様のひとびとにまぎれこんで日がすぎて
それでも親子六人がいわうお正月の初物
にぎやかに酒をのんだり餅をくっ ....
高校時代といえば
一九五三年 一五歳から
一九五六年 一八歳までのたったの三年間なのに

そこには僕のカオス 大袈裟にいえば 
天地創造の混沌があった
頭の中は吉川英治から太宰治へと

 ....
生まれた街は遥か遠い被膜に遮られ彼方に霞んで
そこに戦火があり七歳の僕は大人たちに囲まれ鉄
路を支える土手に鍋を被せられて伏せ夜空は花火
大会のように明るくて騒がしいその夜焼け失せてし
まった ....
do_pi_canさんの狸亭さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
もう一つの理由 - 狸亭自由詩604-3-11
星幸一論- 狸亭自由詩404-3-7
一月のバラッド- 狸亭自由詩304-2-1
一七歳の僕がいてー高校時代-- 狸亭自由詩303-9-27
鶴見- 狸亭自由詩303-9-26

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